ウキウキする季節が始まる🌸春に聴きたくなる曲'80
3月になり近隣のお寺にある河津桜が咲き、気温上昇と共に春らしさが増してくると気分もウキウキするのを感じます。
呑気な私の頭に自然と浮かんで口ずさむのが春の曲、旅立ちを迎える人へエールを送りたくなる曲、次のステージに進む推進力を感じる曲です。
私的で恐縮ですが何年経っても色褪せず聴きたくなるそんな曲をいくつか紹介したいと思います。
尚、タイトルの'80はこのテーマで曲を並べたら1980年前後の曲ばかりだったんです😄
No.1 う、ふ、ふ、ふ
1983年2月にEPOさんの作詞・作曲で発表したこの曲は、イントロで気分を一気に“陽“に切り替え、高揚させてくれる春にピッタリのポップな曲です。
冬→春を待ち望んでいた気持ちで思わず口ずさんでしまいます。曲の特徴はなんといってもサビにかけて「う・ふ・ふ・ふ… ♪」と小悪魔的に歌うEPOさんの美声がなんとも素敵です。
歌詞は春本番って感じの女性のワクワク感、弾けるような生活感をイメージして資生堂のTV CMで一気に盛り上がりました。その後もたびたびカバーされています。
コーラスには大貫妙子さん、安部恭弘さんといった当時のニューミュージックいわれたジャンルの巨匠が参加しています。EPOさんは黎明期にあったJ-POPの功労者の一人ですね。
No.2 チェリーブラッサム
1981年1月に発表された松田聖子さんの初期4枚目のシングル。作曲にはチューリップの財津和夫さんが担当。ニューミュージックで有名となった人たちが曲を手掛け、CMとタイアップの相乗効果で一気にアイドルのスターダムに駆け上がりました。
桜は春を代表する花木で日本人誰もが開花を待ち望みますし、イントロからこちらも春の予感、旅立ち、期待感をイメージさせてくれます。歌い出しは「何もかも目覚めてく新しい私、走りだした… ♪」もう聖子ちゃんの歌唱力で男女問わず若者を魅了する姿はほんと素敵でした。
TV全盛時代でしたからベストテン番組が多いので毎晩TVのゴールデン時間帯で見ない日はなかったのを思い出します。
No.3 制服
ウキウキノリノリの曲ではないですが、卒業式シーズンに思い出し聴くのは松田聖子さんのこの曲です(1982年1月発売)。当時は高校生だったけど、男性が聴いても素敵な歌詞とメロディー。
また当時の時世でしょうね、歌詞にある「4月からは都会に行ってしまうあなたに… ♪」田舎の人はみんな都会に憧れて出ていくものという観念が私の心にいつのまにか刷り込まれてしまったようです。結局、私は大学卒業後に就職で東京に来たんですけどね。
ユーミンの作曲らしくまもなく迎える卒業イベントの切ない別れから、それを乗り越えて進んでいこうと決めた決意に変わる曲調が詞にとても合ってます。赤いスィートピーのB面でしたが女子の気持ちを歌ったこの曲はヒットしたんですね。
No.4 テイキング・オフ(taking off!)
春じゃないけど映画「銀河鉄道999」の挿入歌です(発売は1979年7月)。この映画は星野鉄郎少年が機械の身体を求めて謎の女性メーテルと銀河鉄道に乗り宇宙を旅するアニメ映画。銀河鉄道999の作者は昨年亡くなった松本零士さんです。
(確か…)母親の死を乗り越え銀河超特急999号のパスを手にした鉄郎が宇宙に向けて出発する名シーンでこの曲が始まる♪
田舎育ちの私の夢・希望・旅立ちのシーンとともに曲が流れ共感する想いはまさにテイキング・オフ!好きなフレーズは「…テイキング・オ〜フ、誰も行かない未来へ… ♪」
No.5 旅立ちの日に
私の時代は卒業式の合唱といえば「仰げば尊し」でしたが、1991年に埼玉県で卒業式の合唱ために作られたこの曲は2000年頃に卒業ソングに定着しました。
卒業ソングは泣けることが重要なファクターですが、大人になった後聴いたこの曲にウルウルしました。歌詞にある「今、別れのとき… ♪」の部分は力強く送り出してくれるフレーズが好きです。
No.6 銀河鉄道999(THE GALAXY EXPLESS 999)
最後はゴダイゴが唄う映画「銀河鉄道999」の主題歌です(発売は1979年7月)。鉄郎少年が冒険を終えメーテルとホームでの別れのシーン、そしてエンディングにこの曲のイントロが流れてとても感動した記憶があります。noteのフォロワーさんも紹介いただき共感できるファンがいらしたことが嬉しい。
この曲、私のカラオケ🎤のオハコでもあります(笑)。歌いだしの「さぁ行くんだ、その顔を上げて… ♪」は新しい勤務地やステージに立つ勇気を与えてくれる気がします。春と直接関係はないけど異動する仲間へエールを送りたいときに歌いました(笑)
また少年期に胸に抱いても口にするのは照れくさくちょっと恥ずかしい「希望、勇気、旅立ち、夢」は銀河鉄道999を観て聴けば説明は不要です(私見ですよ)。
今でもいろんな場面でリバイバル、CMなどで流れてて、その度に少年時代に戻って高揚を覚えるのは私だけじゃないはず。↓映像は映画のエンディングシーンがあったので使用させていただきました。(追伸、エンドロールにナレーション城達也さんのお名前があってそれにも改めて驚きました!)