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【日記】有楽町駅に住まふ大黒様

毎日通勤で使ってるJR有楽町駅。京葉線に乗り換えのため使う改札口は「国際フォーラム口」。東京方面ホームで下車して階段を降ると大きなプラスチックケース(以降 プラケース)が見えてきます。ここで乗り換えるようになって間もなく3年半ですが最近気になったのでサクッと調べてみることに。

まず所在について

JR有楽町駅 山手線/京浜東北線 東京方面ホームの最も前(東京駅寄り)の階段を下りる
あっ、ちょっと見えてきた
こちらです
じゃーん…?あれっ神社、お稲荷さんかな
角度を変えて改札側から📸
ちょうどいい隙間に格納されてます
近づいてみるとこんな張り紙が…

「有楽大黒」とは

改札前にあるプラケースの中で鎮座するのは大黒様、正式には有楽大黒ゆうらくだいこくと呼ぶそうです。毎朝・毎晩通り過ぎるけど、よくよく見てると手を合わせる人がチラホラ。ある朝大黒様の像の前に立つと下の方に説明がありました。尚、トップの画像は別の方のブログから拝借(2020年以前の別の場所に設置されていた頃)。

反射で見ずらいので↓こちらご覧ください

有楽大黒の御縁起
 この大黒様 は大江戸の守護神である山王日枝神社 の神木によって、大分出身の平野米一氏が昭和初年に謹彫され、当時駅前の「亀八」寿司の主人が秘蔵し、朝夕拝礼して居られました。
 第二次大戦の末期、空襲をさけて駅長に贈られ、やがて中央改札口に守護神として鎮座されましたが、このたび日枝神社宮司様の奉仕で鎮座祭を執行し、当所に末永く祀られる事になりました。大黒様は古来、福徳円満諸願成就の神、特に飲食を司り、商売繁昌の神として信仰が厚く、ご通行の皆様の安全、幸福をお守りいただく霊験あらたかな神様です。
昭和56年 春 有楽町駅長

S56 有楽町駅長説明文

ふーん、大黒様っていうと商売繁昌の神様だから寿司屋の店主が商売繁昌を祈念して日々拝んでたんだ。私会社員のせいかそんなにピント来なかったけど。

有楽大黒、平野米一さんは、亀八寿司、日枝神社のサイトには特に記録が無く、辿っていくことはことはできませんでした。どなたかご存じならお知らせいただければありがたし。

有楽町駅構内を転々として

2020年秋ごろまでは「日比谷口」にいらしたようです。私が駅を利用し始めた後に移転してきたとは気づかなかった(ごめんなさい)。口コミではその前は「銀座口」にあったとの記載もありました。完全体いやいや全体像は下のブログでご覧いただけます。賽銭箱もちゃんとありました😄

■ 日比谷口から移転告知 2020年10月

■ 国際フォーラム口へ移転後 2021年4月

いつまでも有楽町駅に

「銀座」の最寄り駅だから山手線の中で最も最適な駅に設置されていると思います。今後も場所は変わるかもしれませんが、時代の変遷をずーっとご覧いただいてるからいつまでも有楽町駅の構内で見守っていてください。

写真右下に設置してあります😀素通りしないで
お近くにいらした際はお立ち寄りを!


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