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【旅行】爽やかな風と癒しの温泉を堪能〜四万温泉と懐かしい群馬①

GWを利用して群馬県の四万温泉に行ってきました。四万温泉には22年ほど前、前橋市に3年弱住んでいた時家族で日帰りで来た思い出があって、今度は宿泊で訪問することにしました。当日はGW後半初日ということで当然のように関越自動車道も大渋滞。自宅を7:00に出てから休憩・昼ごはんを挟みながら15:30に宿に到着しました。

♨️四万の由来と歴史

四万温泉について端折って説明しますと、四万の湯が「四万(よんまん)の病を癒す霊泉」であるとする由来があって、起源は征夷大将軍坂上田村麻呂が入湯したことから誕生、源頼光の家臣だった日向守碓氷貞光が童子(神)から神託を受けたとの2つの説があるようです。

四万温泉の山口地区で初めて宿を開いたのは田村甚五郎という人で、仕えていたお殿様が越後に落ち延びるまで敵を足止めするために山口地区に留まり、そのまま四万温泉に土着し湯宿を開いたそうです。その他詳しいことは下記Webサイトをご覧ください。

♨️「四万やまぐち館」に宿泊

宿は1ヶ月ほど前に旅行サイトで見て評判が良かった「四万やまぐち館」さんに決めました。さてどんな宿か楽しみ楽しみ。尚、私たちは車で四万温泉へ来ましたが電車(中之条駅)→バスのほか、東京からも直行バスで来ることもできるようです。

四万やまぐち館さんの正面
部屋番号は住所のようです😄
宿泊したお部屋

この時期の山々はどこも「新緑」が眩しくなり、森林浴ができるのが嬉しいですよね。宿泊したお部屋は6階で窓を開けると下の写真の景色が目に入って来ます。湿度が低くなったことで心地良い風が入ってきて爽快な気分です。

部屋の真下を流れる四万川
ちょっと見えづらいですが滝が見えます

♨️温泉も最高でした!

夜ごはん18:00〜にしたので2時間ほどくつろげます。その間に楽しみの一つの温泉に行ってきます。お湯の効能は折り紙付きですが加えて廊下と脱衣場の雰囲気は昭和浪漫さながらです。露天風呂は2つあって時間制で男女が入れ替わります。どちらも四万川の清流を目の前にする風情は初体験で清流の音とゆらゆら立ち上がる湯気のなか静かにつかる湯は視聴覚両方から癒されれました。今回入った露天・内湯を含めた3つのお風呂は檜づくりで、いずれのお風呂にも熱め(設置してある温度計では43℃)とぬるめが設置されてます。温泉は無色透明ですが内湯の方は硫黄の匂いがこもるのが少し気になったのと、露天風呂は足元が岩で少しゴツゴツとしているので歩く時は気をつけてください。あくまで個人的感想ですから温泉の詳細な説明は館のHPをご覧ください😊

漆塗りの廊下を歩いて温泉へ
時間制で男女交代しますがどちらも溪流が目の前です
上:溪流が目の前にある大露天風呂、下:温泉薬師像がある内風呂

♨️夜ごはんと朝ごはんも堪能しました!

宿の最大の楽しみの夜ごはんは懐石風で超美味しかったです。名物の上州牛の陶板焼き、鮑等の絶品のお料理を堪能しました、お肉はマジで美味しかったです。朝ごはんも手作り豆腐に名物のお切り込み等を優しいお味でいただきました!ご馳走様。

夜メニューの献立表
夜ごはんメニューの上州牛の陶板焼き

♨️館内は時代をタイムスリップしたよう

群馬県出身の詩人 萩原朔太郎の詩
家内の卒論テーマだそうです
レトロ感のある装飾
布袋様にあやかり穏やかでいたいものです😄

♨️四万やまぐち館のまとめ

四万温泉の中では比較的大きな規模と見受けましたが、宿泊客のリラクゼーションに気を配った接客に大満足でした。お風呂には最近流行りのサウナ、プールの設置はなく若者やお子さん連れにはちょっと敬遠されそうですが、それだけ昔からある温泉旅館のイメージを大切に守ってらっしゃると感じました。インバウンドの外人客は見かけなかったし、露天風呂はマナーもちゃんとしたお客様ばかりで混み合うこともありませんでした。次回も四万に来るならまた泊まりたいなと思います。次の②は四万温泉街の積善館〜奥四万湖に行きました様子になっています。よろしければ続いてご覧ください。↓↓

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