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全然SDGsじゃない!と思った学校での出来事(2024/05/14)

 小学生の子どもがいますが、運動会でのダンスの際、なにか「小道具」を持って踊ることが多いです。

 我が子の学校は、一学年につき約100人の児童数なので、学年ごとのダンスでも、全員が同じ体操服だと自分の子どもを見つける難易度が高すぎます。そういった保護者への配慮なのか分かりませんが、ダンスの際の「小道具」は、クラス別にカラーを分けられています。

 その「小道具」は、毎年その都度、必要数を一括で学校が購入し、代金は給食費と一緒に引き落としされます。(事前に保護者にその旨の同意書は取っています。)

 別に、「その小道具は一度しか使わないから勿体ないから買うな」、とか、「一括発注なんて、利権が絡んでるのでは??」などということが言いたい訳ではなく
全員で統一したほうが良いのであれば、一括で購入してもらったほうが保護者が小売店を探す手間もないし、一回につき数百円の物品購入に対して文句を言うつもりはありません。

 しかしですね、数年前の運動会で使われた「小道具」の件です。筒状のバトンのようなものの両脇からポンポンのようなフサフサがでているものを、一人につき2本使用しました。両手に持って、動かしながら踊るわけですね。それはいいんです。運動会が終わった後、もう使うことはないため、自宅で処分しようとしたところ、このバトンがめちゃくちゃ硬質なプラスチック素材だったのです。

 我が家だけではなく、同学年の他の児童の分もあるわけで、このバトンが約200本が使い捨てされたわけです。まぁまぁ大きかった。

 我が家の住む自治体では不燃ごみの扱いですが、どう考えても最初から一過性の用途と思われるものを、同時に大量消費するにあたり、なぜこんなリサイクルできない素材で買った(売った)のか。環境問題に影響を及ぼしそうで、私の頭には疑問符が浮かんでいました。

 しかも、義務教育の現場で必要ということで購入されたものであり、先生方が一生懸命カタログなどを見て決めたのかもしれませんが、実際に費用を負担する保護者には商品選択の余地はないのです。私は教育関係者ではないので、教職員の方の見えない部分のご苦労などは想像するしかないのですが、おそらくこういった物品の選定の際は、学用品の専門業者のカタログなどから発注するのだと思っています。選んだ先生に対して責めるという趣旨ではなく、この学用品の販売業者に対して疑問が浮かんでしまいました。

 似たような形状で、ラップの芯の筒みたいな、硬い紙素材の筒のバトンでも良いと思うのですが、それだと逆に製作コストがかかるのでしょうか?(※各家庭でラップの芯を用意すればいいじゃないか、という話ではなく、業者がそういう商品を作って、それを購入するのでも構わない、という考えです。)

 もちろん、学校に対してそのことを申し入れるレベルで強く思っていたわけではないので、特に何も言ってませんが、「学校教育の現場なのに、全く環境問題によくないことだったな」と、思った出来事でした。

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