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株式投資で利益を上げるには

前回、会社が潰れないことが一番大事と言いました。
確かにそうなのですが、買った後値下がりし、さらに配当も無くなった…なんてことになるのは嫌ですよね。
私も嫌です。

そうならないために、会社のどこを見ればよいか…

それは…

その会社がしっかり稼いでいることです。(または、稼ぐ未来が見える)

当たり前のだと思われるかもしれませんが、すごく重要です。
本業でしっかり稼いでいると、配当が増える。PERが下がる。PBRも下がる。高水準のROEを維持する。
そんな状態が続くとどうなるか、当然株価が上がります。
そして、購入金額に対する配当利回りも上がります。
こういった会社を買えば、購入直後は値下がりし、含み損を抱えることもあるかもしれませんが、成長を見守りつつ長く持つことで、売却益も配当金もどちらも狙うことができます。

そのためには、ある程度決算やバランスシート、株価の指標をある程度理解する必要があります。
そこは、自分の言葉で説明できるくらいまで、勉強して身につけるべきです。

ただ、高値掴みしすぎると、利益の金額が少なくなったり、利益を得るまでの時間が長くなったりします。

買うタイミングも大切です。
では、見極めるにはどうすればいいかですが、まずは100株だけ買ってみましょう。
買うと気になるので自然と値動きをチェックすようになります。経済や世界情勢なんかにも目を向けるようになります。
そうすると、相場観がそれなりにわかってきます。

例えば、バレンタインは少し過ぎてしまいましたが、チョコレートを例に考えてみます。

スーパーで売っている板チョコって何円くらいだと思いますか?
100円くらいですよね。

では、百貨店で売っているような、ゴディバなどの高級チョコは何円くらいでしょう?
2000円~5000円くらいでしょうか?

スーパーの板チョコが1000円なら高いと感じますが
高級チョコが1000円なら安く感じますよね。
なぜそれがわかるかというと、普段チョコレートを買っていて、相場観が身についているからです。

それと同じように、きちんと会社の価値を数字で抑えながら株を買うようにすると、だんだん高いのか安いのかが感じ取れるようになります。

ゴディバのチョコが500円で売っていることは現実ではまずありません。
しかし、ゴディバ並みに価値のある会社が500円で売っていることが、株式市場の中では、時々起こります。

リーマンショック、日銀白川総裁時代の円高デフレ、東日本大震災、コロナショック、のような外部要因。
そもそも人気が無くて、誰からも注目されていない。
マイナスイメージのニュースに影響される。
様々なパターンがありますが、日ごろから触れていると
「今安いな」とか「高いな」という感覚がわかります。

ですので、「安すぎるな~」と思ったら買い、
反対に「上がりすぎだな~」と思ったら売るようにすると、より大きな利益が上がりやすくなります。

くれぐれもその反対
下がったら売り、上がったら買うはしないよう頑張りましょう。


慣れるまでは難しいですが。コツコツ勉強しながら、実際に投資をすることで、着実に身につくものがあります。

参考になればうれしいです。

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