気の赴くまま ひとり

どこかに出かける時は大抵ぼっちなわたし。

予定を擦り合わせる時間が面倒だという理由が6割。中々自己中心的な理由である。基本的に思いついた時に思いついた場所へ向かいたい、そうでないことはしたくない。

あとは、相手に気を使いたくない・使わせたくないのが4割。
例えば博物館や美術館。基本的に展示は全部じっくり見たいし横の説明文も読み尽くしたいので、そうでない相手とは鑑賞のペースがズレることも多い。また反対にわたしより観覧スピードがゆっくりなひとも当然いる。
どちらのパターンであっても、展示と向き合うにあたって自分や相手の存在がノイズになるのが辛い。
ひとりなら好きなだけ作品と向き合えるし、少し息が詰まったら休憩もできる。再入場が可能であれば一度外に出てカフェに入ったりもする。
こんな自由気ままな行動に誰かを付き合わせるのは、流石にちょっと申し訳なさすぎる。

しかしながらこの行動、何故かあまり共感されることはない。
友人にある展示会を勧めたくて、ひとりで9時間遊んだよと報告したらメンタル強いねと言われた。なかなか衝撃だった。
わたしにとっては、友人のように誰かと長時間楽しめる方がよっぽど凄いし、メンタルもフィジカルも強いと思うのだが。そもそも根本的な考え方からズレているのだろう。

ひとりでいる時間が好きか、友だちといる時間が好きか。それまでの環境要因や各々の考え方に関わる事柄であるし、正直別にどっちでもいいとは思っているが。
しかし昨今「ひとり〇〇」が台頭している様子を見るに、世間では意外と「ひとりが好きだけどひとりが怖い」方のほうがメジャーなのかもしれない。いや真偽は不明だけれど。

もしそんな方がいるのであれば、そしてこのnoteを読んでくださっているなら、ぜひこれだけは覚えておいてほしいです。
世間、良い意味で他人のこと興味無い。
誰がひとりで何してようが、そもそも目に入らない人が殆ど。誰もあなたの事をバカにしたりなんかしないし、万が一されてもあなたは全くおかしくない。そいつの見識が狭い。わたしが保証します。
世間の目なんかに惑わされず、1日ぐらいチャレンジしてみてはいかが?

2022/08/21

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?