日本経済が弱くなった理由。
人口減少(生産年齢を65歳から75歳まで拡大すると人口はそれほど減少していない)でもデフレ(新しい産業が生まれず、経済が活性化、成長しなかった結果で、原因ではない)でもない。
ユニコーン企業(評価額が10億ドル以上のベンチャー企業)が生まれなかったことが原因。
ユニコーン企業を生むキーワードは女性・ダイバーシティ・高学歴の3つ。
女性について、現在の世界はサービス産業が引っ張っているがそのユーザーは世界的に見ると女性が6〜7割で、需給ギャップが大きい。
ダイバーシティはラグビー日本と同じで混成せず、日本人の男性だけで戦っているようなもの。
高学歴については、日本の大学進学率は先進国の中では低いという他、企業の採用でもアルバイト経験を問うなど、成績を軽視していること。
グローバル企業ではたとえハーバードでも成績が真ん中以下の人は、採用しても手を抜くのはわかっているから、雇わないし、一方どこの大学出身であろうと成績が全優であれば、自分が選んだ職場で優れたパフォーマンスを発揮する蓋然性が高いと判断する。
テーマを深く掘り下げ学んだ経験のある大学院生を積極的に採用しないのも日本企業の傾向で、馬鹿な話。