「低コスト生活」を読んで
ここ数年、「整えられた小さな暮らし」に憧れて、モノとお金の見直しをしている私。先日買った「低コスト生活」(かぜのたみ著)を読んで、自分の生活の見直しをするモチベーションが上がった。
彼女の今の生活にたどり着くには、相当の時間を要しただろうが、読者を置いていくことはなく、わかりやすくて取り入れやすい提案を多く盛り込んでいて、参考になることが山のようにあった。
つい先日、自分の使っているお金を見直したいと思って、手始めに自分が毎朝、出勤前に飲んでいる缶コーヒーまたはファーストフードのアイスコーヒーが合計でいくらになるのかを計算した。その合計金額に恐れおののいた。こんなにかかっていたのか!と。
そこで考えたことは、「それって本当に必要?」ということ。本の中にも違った言葉で書かれていたが、「それ」の正体を深堀りしていく作業は、とても参考になった。私はどうして毎朝コーヒーを飲んでいたのだろうか。よくよく考えてみると、出勤前にワンクッションほしい、のどが渇いたからのふたつの理由が浮かんできた。それって、水筒にお水を入れて持って行き、ベンチで飲むのでも良いのでは…?と考え至り、試してみたところ、不満はなかった。むしろ、音楽を聴きながら飲んで喉の渇きが癒やされるとともに心地よい気分になり満足した。
今までコーヒーにかけていたお金は、一体何だったんだろう??もちろん、コーヒーを飲みたい日もあるので、そんなときには飲んでもいいと思うし、毎朝出勤前にコーヒーを飲む人を否定するつもりもない。ただ、私の場合は水でも事足りた、というだけで。
自分のことがわかっているようでわかってないんだと気付いたこの日、私は本当に自分が求めるものにお金を使おうと決めた。まずは、自分に問いかけること。
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