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じーっとな女の子と12月の目標

  気づけば掛け布団が枚数を重ね、こたつに謎の引力を感じるようになってきた今日この頃。そう12月。もうすぐ2023年という年が終わりを告げようとしているこの時期。皆様はどうお過ごしでしょうか。こちらはあいも変わらず、セコセコとトレーニングと学校の2足の草鞋で頑張っております(そのつもり)。


  そういえば本当に久々の投稿になりました。いつも言っているような気がするのですが、忙しかったので書く時間が取れませんでした。本当に不甲斐ない。
   この1ヶ月、色々とありました。11月は何度も記事内で書いていることですが、生活環境が一変したのでそれに自分を合わせる、もとい新しい習慣を作っていくのに必死で結構苦労しました。おかげで、現在では何とか体裁は保たれているような気がします。そんな状況の中、かなり置き去りにしてしまったものがありました。
  それがこのnoteを含む自己研鑽の時間です。
  10月までであれば、これがこの時間にできていたというものが11月になると通用しなくなるのですからそれはもう大変。なんで上手くいかないんだろう、と何度自分を責めたことか分かりません。とにかく生活基盤を安定させることに必死で、それ以外のことはあまり視界に入れていませんでした。その結果、1ヶ月の読書量が激減し、noteの更新頻度も落ちました。さらに書くことによってかなりモチベーションが高かったトレーニングも辛うじて行われるようになってしまいました。特に読書量の低下というのは私にとってかなり大きな問題でした。「ほんだらけ」という古書店の受け売りですが、「本は心のご飯です」。だからこそ私にとってはかなり大きな意味を持ちます。子供の頃から本は読んできたし、年を経るごとにさまざまな本を読んできました。それはもう本当に食事という行為に近く、生活には欠かせません。そんな読書が揺るがされたのですから、精神状態は不安定な状態でした。とにかくその時の私は、新しい視点を読書体験によって得られない状況だったので思考は固まっているし、活力もあまりないというかなり良くない状況に陥っていました。それにその時の私は、何でこんなに活力がないのか、とばかり考えていました。
  そんな時に映画を観ました。「創造者」です。
  この映画、久々に原作のないSF映画でした。そもそも最近はSF映画が少ない気がするのですが、そんな中でもさらに原作のないという特殊性を備えている映画です。「そもそもSFとはなんぞや」というあまり意味のないような定義はしないでおきますが、とにかく大きく心動かされました。映画のネタバレはしないでおきますが、AIと人間の共存の可能性、両者をより分ける判断基準とは何、というような現代社会でも考えられうる問題がさらに発展した社会で繰り広げられるため、2時間という時間があっという間に過ぎました。
  そこでなぜ心を大きく動かされたのだろうと考えてみました。その結論として出た答えが、区切られた時間で最大限集中したからだということになりました。
  もちろん「いや、物語が面白かったからだろう」とか「エンターテインメントに触れたからだろう」という意見もわかります。それらの意見はもちろん考えましたし、私自身も要因の一つであると考えています。しかしそれ以上に大事なのは制約です。制約があるからこそ、言うなれば「もっと表現したいことがあるけれど、時間の都合上ここまでしか表現できないから、観た人がそんな考えを少しでも感じ取れるように物語に深みを持たせよう」ということ。
  ゴールがあるからこそ、頑張って走ろうと思えるのです。
  期限があるからこそ、それまでに必死に終わらせようとするのです。
  物語も同じです。詩や俳句があんなにも奥深いのは、限られた字数で自分の想い、体験したこと、教訓などを表現しようとするからこそです。それを読み手が想像し、頭の中で意図を汲み取ろうとする行為にこそ読書の本当の意義や意味みたいなものがあるのだと気づきました。またそれが精神を安定させることにつながる、いわゆる「精神のチューニング」につながるのだと気づきました。

  おかげと言うか、再度好きなように好きな本を読み始めました。ちょこちょことも読むし、時間をとってガッツリとも読みます。それこそ11月にはペラペラっとしか読めていなかった本をガッツリと読むようになりました。読書法も変えました。別に読書に作法なんてないと私は思っているのですが、それを変えました。具体的にはペン書き込みでなく、付箋に変えました。たったそれだけです。でもそれだけでかなり読書量が増えました。読書するときには自分の思考の痕跡を残すことが大事だと思っています。読んだとき何を感じたのか、その時の心情みたいなものは必ず忘れます。しかし痕跡を残しておけば、忘れることはあっても想起のトリガーにはなります。それ故に今まで付箋とペンの行ったり来たりを繰り返しているのですが、気が向いたので付箋に変えました。それだけです。しかし読む量が変わるのですから不思議です。

  あまりにも反省が長くなり過ぎました。以上がまぁ11月を総括してのよくなかったかなぁと言う部分です。ここから先は12月にやろうかと思っていることを書くだけなので、ただの自分を律するためだけに存在します。なので流し読みで結構です。

・毎日筋トレを継続する。
・毎日自転車トレーニングを継続する。
・21時就寝→18:30帰宅予定
・毎日note更新→ストックも兼ねて2記事ほど毎日作成しておく
・一日一冊

とにかく頑張っていくしかないので頑張ります。そして気持ちのいい気分で12月を終え、新年を迎えられるように善処していきます。

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