見出し画像

シギリヤロックでシギリヤレディに会ってきた(スリランカ)

はじめに

スリランカは古くからの歴史を持つ国です。
ここシギリヤには、4世紀ごろに王宮が置かれました。当時の建築物などの跡や、当時描かれた壁画などが、いまも残されています。
(詳しくはWikipediaが説明してくれています。)

この時代のものが現代まで残されているのです。
見てきました。

行き方

ダンブッラからシギリヤの街まではトゥクトゥクで行けます。
キャンディやアヌラーダプラからダンブッラまではバスが走っています。

シギリヤロックは市街から歩いて行けます。

朝6時半から開いています。
早朝に登るのがおすすめです。暑くないですし、人も少ないです。
特に週末など、地元観光客で大混雑します。登山ルートは狭いうえに急斜面です。
シギリヤロックはシギリヤ市街からもよく見えるのですが、昼間など、登山路に人がびっちり並んで、しかも動いていませんでした。

こういう急なのがずーっと続いてます。すぐ左は崖です。
これは朝の写真なので空いていますが、日中はここに人が列になっています。
登り降り各一列しかありません。

登ってみて

こういう感じでした。

周囲は堀で四角に囲まれています。堺の仁徳天皇陵を思い出しました。


例の「ライオンの足のゲート」。ここまででも、けっこう登っています。


トータルで小一時間かけて登ると王宮跡に着きます。
田んぼや池の跡があるんですが、シギリヤロックの岩の上です。
昔の人の執念と技術力に驚かされます。

シギリヤレディ

千年以上前のフレスコ画が、いまも鮮明に残されていて、私たちが見ることができます。
美しい美女たちで、王宮の侍女とも、宗教的な役割を持つ巫女とも言われていますが、はっきりしたことは分からないそうです。
現在のスリランカの人に似た人たちが主ですが、アフリカ系や東アジア系など、各国の美女も描かれています。

こういう狭い通路を通って行きます。


この黒い幕の向こうにシギリヤレディがあります。
幕はフレスコ画保護のためのものです。

何千年も経っているフレスコ画を保護するため、撮影は禁止です。

シギリヤロックを降りた所にある博物館にはレプリカがあり、そちらを代わりに撮影できます。下に貼っておきます。
ただ、本物はもっと鮮明で繊細です。

昔から仏教国なので、蓮の花を手に持っている。


お祈りの捧げものを持っている。
アフリカ系のように見えます。
日本人かも、と係の人が言ってました。

おわりに

観光地なので、レストランもいくつかあります。夕食には困りません。
スリランカはどこでもそうなのですが、カレーがとてもおいしいです。

ごはんと別に、いろいろな種類のカレーがやってくる。
どれもとてもおいしい。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?