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ベアフットサイクリング考

この暑い季節。
でもね、サイクリングに行きたいんです。

大きな峠を一つ越えて。
山は26度。
木陰を登っていても汗だく。

昔はサイクルジャージで自転車に乗っていました。
やっぱり専用のウェアは乗りやすいのは確か。

でもね、最近はカジュアルないつもの格好。
乗るぞ‼︎ というよりは、行きますか〜 みたいな気分ですから。

カジュアルライド

そうそう、ビンディングシューズも辞めました。
ペダルに足を固定して、引き足も使える、サイクリスト御用達のビンディングシューズ。
自転車を始めてずっと当たり前のように使っていましたが、ビンディングシューズも今辞めてしまいました。

今は大きめのフラットペダル。
ビンディングペダルだと足が固定される分、体の自由も制限される。

ですが、フラットペダルだと足の置く位置を前後に移動させることで、上半身も使いやすく、力が伝わりやすい。
登りの時は土踏まずに近い位置でペダルを踏めば、力は伝わりやすい。
体幹が疲れてくれば、ペダルの踏む位置を変えてあげれば、力が入る箇所が変わるのが実感できます。

ベアフットサイクリングには大きいフラットペダルは必須

硬くて窮屈なビンディングシューズをやめて、今では広々として柔らかいベアフットシューズ、もしくはNo Shoesが私の足元を支えています。
全く真逆。

ですが、私の今のサイクリングでは全く問題ありません。
200kmとかなるとしんどいのでしょうが、100kmぐらいですと大きなデメリットは感じません。

足が開放される感覚を知ったら、もう窮屈で硬い靴には戻れなくなってしましました。


今回のサイクリングは新しいベアフットシューズでGo‼︎

コッペパンを履いているのではありません。
スリッポンタイプのベアフットシューズ。

スリッポンタイプのシューズでもサイクリングは可能なのか。
答えはYES。

ま〜、インソール屋ですのでオーダーメイドインソールはセッティングしています。

サイクリングでは足とペダルに大きな体重をかけますので、インソールはあった方が安定感は大きく違います。
また、薄く柔軟なベアフットシューズでサイクリングしたのなら、大きなペダルとインソールがあった方が楽しめるはずです。

ベアフットシューズ、さらにスリッポンタイプ
そんな感じでもサイクリングは十分に楽しめます。

ベアフットシューズでサイクリングしなくても、というのはわかります。
でもね、こっちの方がやっぱり楽しい。

さらに言うとベアフットシューズでもクッション性があると楽しさ半減。
クッション性は足に合わしたオーダーメイドインソールで正しく確保する。
これが私の答え。

足から伝わる感覚、自由に動く足趾。
フラットペダルで足は自由に動き、その影響で体も好きに動く。
例えしんどくても体全体でもがける楽しさ、力ずくで登れる人間らしさ。
足裏を通してそれを感じられる幸せ。

会社で、家庭で、社会で、我慢して、
自転車でも我慢したくない。
自由でありたい。

効率的に、楽に、速く、
もちろん魅力的だけど、
それが本当に望んでいることでしょうか?

僕は自由に、人間らしく。
例えしんどくても、鼻水垂らしながら、体全部でもがきたい。

そんな想いをどこかに持っているから、ベアフットシューズに魅力を感じるのではないでしょうか?

好きな裏道

サイクリングの途中にたくさんの自転車に抜かれました。
でもサイクリングの本質はそこではない気がします。
誰もが自分のペースで楽しめばいいのです。

ハイキングでも、ランニングでも、サイクリングでも、
効率的に、速く、楽に。
数字が全てでしょうか?

余計なものを出来るだけ排除して、自分自身と対話する。ベアフットはそういった人が興味を持つジャンルなのかもしれません。


ベアフットシューズとインソール。
まさに対極と思われる方が多いです。

でも、私は最高の組み合わせだと思っています。

そんな考えでオーダーメイドインソールやNo Shoesを作っている、数少ないインソール専門店がFit Insoleです。

人間らしさにこだわるから、オーダーメイドで手作りで製作しているのでしょう。
自分でもやっと分かった気がします(笑)

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