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木の図鑑の新しい機能について考える#2

今回も『みんなでつくる木の図鑑』の、今後の実装について書いてみようと思います。
今回は第2弾目です。

前回で、「この木なんの木」機能に、
他ユーザーからの回答があれば通知が届く機能が必要そうだ という話をしました。

その後、実装を行い、
回答があれば、その次の日のお昼頃にアップロードしたユーザーに回答があった事を知らせるメールが届けられるようになりました!

これで、アップロードしたユーザーが、樹種同定に辿り着ける確率はアップしたはずです。

そして、次の課題は、
「この木なんの木」機能に対する、
写真をアップロードしてくれるユーザーの数が、まだまだ少ない
という課題に向き合いたいと思います。

名前の分からない木の画像をアップしてもらう
→回答が貰える
→樹種が分かる
→アップしたユーザーがハッピー & 図鑑の情報が充実

というスキームのサービスなので、
アップされる写真数が増えるという事は
・ハッピーになるユーザー数を増やせる
・図鑑が充実する速度が上がる
という意味合いになります。

どうやったら、アップ写真数が増えるか。
答えはもちろん知らないのですが、
例えばTwitterなんかを見ていると、
皆さん
「これってなんの木でしょう?」とか
「面白い実が成っていた」とか
「綺麗な花が咲いていた」とか
結構木の画像をアップされています。

この投稿を、みんなで作る木の図鑑上でやってもらう、というのが1つの方向性かもしれません。
これらのツイートの原動力になっているものを想像してみると

・面白いや綺麗な写真に共感して欲しい
・自分の関心をシェアしたい
とかが強いのかなと思います。

「これってなんの木でしょう?」というツイートも、本当に有識者からリプライが来るのを期待しているでしょうか?
ちょっと違う気がします。
なので、本当に木の名前が知りたくてツイートしているパターンは少ないと想像します。

なので、
今は「木の名前が知りたい人」がターゲットになっていますが、
「木についての何か素敵な/面白い事をシェアしたい人」
にターゲットを切り替えるのも良いかもしれません。

ということで、定期ツイートの内容を、

素敵な/面白い木の写真があれば、投稿して名前を教えてもらおう!
kinozukan.info/WhatTree
自分で名前が分かる時は、その樹種ページに投稿して、みんなが活用できる情報源にしましょう。」
というツイート文言を考えてみました。
(記事公開前にこれにしちゃってます)

機能に引きずられて、やっぱり「名前を教えてもらおう」になっちゃうのが悩ましいですが、
反応悪そうだったら、
「シェアしよう!」的な文言に変えるかもしれません。
そうなった時は、最近アップロードされた画像を自動ツイートする 等、自分のアップロード画像が、みんなに見てもらえる仕組みを考えてみるのもアリかもしれないですね。

今回のツイートの文言変更でどれだけアップロード数が増えるのかテストしてみて、
また、別期間では別の文言を試してみて、と試行錯誤してみようと思います。

ツイート内容と併せてこれから、サイト内も手を加えて、
・アップロードしたくなる
・アップロードまでの心理的ハードルを取り払う
ような変更を考えてみようと思います。

今回は以上です。

※補足
「この木なんの木」機能
木の名前が分からなくて困っているユーザーが、その木の写真をアップロードして、他のユーザーがその木の名前を教えてあげる。
さらに、木の名前が分かった後、その写真は木の図鑑の新たな情報として追加され、図鑑内の情報が充実していく。
という機能。

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