キュビズム展 #3
キュビズム展行ってきたよ!
もくじ
キュビズム展を知った経緯
noteで、キュビズム展のうわさを聞きつけました。
もみぢばさんのキュビズム展レポ がファーストインパクトで
midori doremiさんの美術展図録コレクション がセカンドです。さらにコメント欄でさらに情報得て
こちらのnoteにたどり着きました。
とっても おもしろいので おすすめです!
画像は、トウソクジンさんのnoteからお借りしております。
で!このトウソクジンさんのnoteを読んだときに、気づいたことがあります。
キュビズム展、京都でもやるの?
え?GW期間中?
それだったら!GW期間中にキュビズム展行けるやん!
そういうこともあって
母がチケット取ってくれたよ!ありがとう!
前日ムーブ
キュビズム展に行く前日に、リビングのテレビで家族と動画を見ました。
これ、スポンサーがキュビズム展なんですよ。公式解説じゃん!?
このとき、家族で「山田五郎さんって誰?」「知らないなぁ。」「けど、山田五郎さんめっちゃ喋り上手くて分かりやすいね」と家庭内で話題になりました。
家族は、はじめて視聴しますが、既に私は、note経由でこの動画を何回も見ています。最初はきまって「キュビズムは、万博で複数の芸術家がアフリカ彫刻を見たことから始まりました」と解説が始まります。
ふーん。アフリカ彫刻ねぇ….。
アフリカ彫刻。
え…?
ん?!
アフリカ彫刻ぅ?!
たまたま彫刻の本が家にあります。書斎をサラッと見ます。彫刻の森美術館の図録を見つけます。手に取ります。
2年前に家族と彫刻の森美術館へ観光しに行ったことがありました。
おや?
彫刻の森美術館には、ピカソ館があります。
ピカソ館、超デカすぎて写真に収まらないのがウケます。
ピカソは、絵をめっちゃ描くということで有名ですね。このピカソ、彫刻もめっちゃ作ってるんです…。膨大な作品点数でした。
キュビズムといえばピカソ
ピカソといえばキュビズム
とっても良い参考資料が手元にありました。記憶から抜け落ちていました。ラッキーです。記憶と思考が混ざります。
「あ。私…彫刻の森のピカソ館行ったわ…。忘れてたわ。」と、図録を読みます。次に「彫刻の森美術館へようこそ」も手にとって読みます。この本は施設をざっくりPOPに解説してくれます。2冊とも買ってた昔の自分がナイスすぎました。興奮しながら読むことになるなんて。うれしい~
本の表紙には小さくピカソ館が描かれています。
本を読み進めると、山田五郎さん本人が写真に写っていました。いきなりの山田五郎さんにお茶吹きました。テレビに映るYouTubeの山田五郎さんを横目に、コラムも一言一句読みました。
山田五郎さんって誰?一体何者?!
すごい人なの?
どこにでもいるっ!これからも追います!
ついでに、西洋美術美術史をもう一度ざっとおさらいします。ベットに入ってスマホで夢中でよみました。
マジでこれが一番わかりやすい。
何回も読んでいます。
キュビズムには、サロンの登場と画商が関わってきます。この第17回から読むことが多いです。一回でぜんぶ吸収できないので、こまめに読んでます。
当日
京都京セラ美術館に到着しました。
美術館に入ります。
音声ガイドの貸出がありました。
山田五郎さんがいました。
で、出たな!山田五郎!
知らなかったぞ?音声ガイドにもいるのね?
メインの声優さんの名前も見ます。三木さんです。勉強不足で存じ上げませんでした。たぶん有名な方なんだろうな。
聞きます。
~♪~♪♪
ん?
え?この声は…
ずっと耳元でアニメの貝木さんのしぶい声が聞こえます。同じ声です。
あとで調べると合ってました。
同時に、ロケット団のコジロウの声も担当されていることも知ります。
二重にびっくりしました。頭が混乱します。
これからキュビズム展に行かれる方は、安心していただきたいのでお伝えしますと、音声ガイドは、落ち着いた渋い声でした。コジロウの声ではありません。集中して聞けました。うれしかった。あの、やばかったです。すっごくいい声でした。大正解でした。もちろん原稿内容もかなり良かったのですが、声よかった。ガイドの音声大事。
うれしかったです。すっごく嬉しかった。
作品
noteにはキュビズム展レポが溢れています。
あえて私は、キュビズム以外の絵を紹介していきます。
気になってどうしても作品が見たい方はどうぞ
本当に 本当に おすすめです。これ以上の情報量はないです。
いくぜ!キュビズム以外!まずは、ルソー!
「おいおい題名の中にあるアンデパンダン展とはなんぞや。」って話ですよね。説明すると諸派(流派みたいなもん)の垣根を越えたアーティスト達によって行われる無審査大型展です。
これめちゃくちゃ画期的で、大好評で22回も続いちゃってます。
発案者ルソー。発案者が自らお絵かきした絵が上の絵です。凄いです。ところで、ルソーさん、あなたアンデパンダン展の準備で忙しいはずではないのですか?描いちゃってていいの?それが本業だからそれでいいの?マルチタスクの鬼やっちゃってんの?やり手のルソーじゃん。
わたしのこの絵が好きなポイントは「当時の時代背景のすべての説明がつく」点です。思わぬカタチでルソー見れて嬉しかった。あと注目したのは、国旗です。いろんな国旗がある〜!世界平和〜!
「キュビズムは、万博で複数の芸術家がアフリカ彫刻を見たことから始まりました」
世界の端っこであるアフリカの芸術がパリに届いたことが全ての発端です。世界まるっと文化交流。
…。
わたしは日本を離れて何を思えばいいんだろう。君に会いたいね!
次です。
絵画のほかも、キュビズム関連の貴重な展示物がありました。
見比べると分かりやすかったです。
タイトル「キュビズムは何を意味しているか」
ちなみに、キュビズムの発祥は1908年ごろです。雑誌は1911年刊とありましたね。時間が経ってじわじわ広まったのでしょうか。サロンキュビストのおかげ?!当時の雑誌からキュビズムの知名度が伺えました。
そんな感じでいろいろ考えながら、展示品をうっとり眺めていると母が声をかけてきました。
「ピカソの点描画があった。」
はて。
説明を挟むと、山田五郎さんのYoutubeでは、「ピカソは点描を通っていない(描いてない)」と解説されていました。
おかしいな?
絵を見に行きます。
近寄ると
いいたいことは分かる
私「お母さん、これは点描画じゃないよ。」
母「え?そうなの?どういうこと?」
私「….。」
頭の中で考えます。
私「やっぱり、分かんないや!ふしぎだね!」
そのままお土産買って美術館を出ました
カフェと動物園
うほうほでした。
帰宅 その1
日本人画家のキュビズムについて気になったので軽く調べました。
東郷青児、藤田嗣治、岡本太郎。知識人ヅラしながらnote書いてますが、全然分からないです。もうちょっと深めていきたい所存です。
岡本太郎といえば太陽の塔ですね
帰宅 その2
今回のキュビズム展は、イタリア未来派の作品がありませんでした。
気になります。
大塚国際美術館で見た記憶があります。
大塚国際美術館の展示物一覧を見てみます。
未来派で有名なウンベルト・ボッチョーニがいました。
「弾性」「水平の量感」が展示されてるそうです。実際どんな絵なのか良く分かんなかったです。画像検索かけてもヒットしませんでした。
ジャコモ・バッラもいました。
「鎖につながれた犬のダイナミズム」
「抽象的スピード:通り過ぎた車」
これは、見なくてもわかる奴です!未来派だぁ!タイトルで未来派らしさがあります。運動を表したキュビズムっぽいのが未来派です。
すぐ隣の展示室にマルセルデュシャンの「階段を降りる裸体NO.2」もあることが分かりました。
え、類似ってこと?意識してる?
ちなみに、私がレスタックの家を見て、ジョルジョ・ブラックを知ったのも、大塚国際美術館でして、こう最初見たときは完全スルーだったのに知識ついてもう一回見ると感動的で、だからすごく思い出なんです(支離滅裂)。
脱線するんですけど、
美術館の成り立ちのエピソードが好きで、創立したときの裏話とかも読んで好きで、めちゃくちゃ絵が揃ってて好きなんです。あと脱線しすぎるんだけど、ギアさんの絵も好き
大塚国際美術館また行きたい!
アクセスが悪い!けど!行きたい!
まとめ
事前に勉強してするってやっぱ大事だなと感じました。
勉強ってほどでもないです。
動画見てただけなので。
もう一回貼っちまおう。いい動画でした。
母が「ピカソの点描画」に違和感を抱いたり、
私がとっさに考えたり、けど、考える中で人に教えるほどの知識が空で言えないので、もう一回復習するかと、軽く検索したり、こうやってnoteで「キュビズムいってみた記事」を書く上で、もう一回キュビズム復習するか。となったりして楽しかったです。
一番知識が入るのは、教える側であり、伝える側なのかもしれない。
【関連】やっぱりイトーダーキさんのエッセイが好き
とっても おもしろいので おすすめです
あの、すみません、事前勉強が大事と強調していますが、神ガイド音声で十分楽しめますし、分かりまくります。展示の仕方が最高でした。あらためて、キュビズム展神企画でした。ありがとうございました。たのしかった。
伝えたかったけど、伝えきれなかったこと
美術館でも科学館でも博物館でも植物園でも映画館でも仏閣神社でも城でも
最初は「よくわかんねぇや」となりますが
長期休暇のたびにレジャーとして触れるだけで
周辺知識が自然に集まってきてクッソ面白い。
私は26年かかりました。
おすすめです!
【関連】
「わたしたちの国立西洋美術館 奇跡のコレクションの舞台裏」予告編
ココまで読んだ人は きっと好きです おすすめです
【関連】赤と青のガウン オックスフォード留学記 著 彬子女王
補足しますと、本書には、美術館の学芸員さんの苦労が綴られていました。博物館のエピソードも混ざっています。彬子女王の日常がおもしろすぎました。おすすめです。
あとがき
もくじ
大津…。大津も行きましたが…パス!
成瀬も石井寺もパス!ついでに宇治の大河ドラマ館もパスです!
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