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クラウドワークスでライターやり続けるとかお前はバカか?

いきなりキツい言い方をしてすみません。今日はクラウドワークスなどのクラウドソーシングにまつわるネタです。

2,3年前にコロナが出てきて在宅ワークになって時間が出来たから何か始めようっていう方やそれ以前から副業を始めた方、最近になって投資を始めた方など本業のほかに何かしら経済活動をしているという方が増えてきた印象がある。そして誰でも出来る副業の一つで、おそらくサイドビジネスを始めようと思ったときに特別なスキルが無い方などは1度はやってみようかなと思った物、それがWEBライターではないだろうか。

そう、WEBライターというのはWEBサイトなどに入稿する記事を書くお仕事だ。厳密にはYouTubeなどで使うシナリオ作成の仕事だったりSNSの投稿内容や口コミの自作自演カキコだったり、ECサイトの商品説明など、一口にライティングと言っても種類はグレーな物からホワイトなものまで多岐にわたり報酬にも幅があるが、その中でも今回は低単価のライティング業務の話で、まさしく「誰でも出来るライター」について書いていく。


低単価のライティング業務は受けるだけ無駄!

誰でも出来る簡単なライティング業務は報酬単価が極端に安いことがあげられる。そのため低単価のライティング業務を請け負うことは以下の理由から無駄なことだと言い切れる

時間と労力の割に報酬が少ない

低単価の業務は通常、短期間で大量のコンテンツを作成することが求められます。しかし、報酬が低いため、時間や労力に見合った適切な報酬を得ることが難しい。結果として、多くの時間を費やしても収益性が低くなり、ライターのモチベーションやクオリティが低下する可能性が多分にある。

クオリティの低下

低単価の業務では、報酬が少ないために十分な時間やリソースをかけることが難しくなる。その結果、クオリティの低いコンテンツや表面的な情報が提供される可能性がある。クオリティの低下は、顧客の信頼性や評判を損なう可能性もあるが、そもそも発注者側がそういった雑務を極端に低いコストで賄おうとしている。要は奴隷を探している。

時間とリソースの無駄遣い

あなたが低単価の業務に多くの時間やリソースを費やすことは、他の高付加価値の仕事や成長に取り組む機会を逸することを意味する。時間やリソースは限られているため、それらを無駄に遣うことは、個人や企業の成長や発展の妨げとなる可能性がある。

市場価値の低下

低単価の業務を受け入れることが一般的になると、市場全体のライティング業界の価値が低下する可能性があります。競争が激化し、報酬がますます低下することで、クオリティの高いライティングサービスを提供することが難しくなる。クラウドワークスに至ってはこの市場価値が最下層にあるため優良案件は非常に少ないだろう。

まれに良い案件があったにしても2次、3次とさらなる下請けに横流しをしているのが現状だ。
なぜわかるかって?自分自身が案件の横流しだけで月に50万近く稼いだことがあるからだ。若干倫理観に反するあくどい稼ぎ方かもしれないが、元々WEB業界やエンジニアの業界自体が企業でも孫請けに丸投げしてピンハネしてるのが当たり前になっている業界でもある。WEB広告関係でアフィリエイトなども広告事業を安値で外注化してるに過ぎない。上流工程やディレクション業務というのも、厳密にいえば分業することで効率的に仕事を進めるために必要な仕事ではあるが、簡単に言えば自分では作業をせず別の人間を動かしているという意味合いだけで言えば案件を横流ししてピンハネするのも同列に並べてこれをディレクション業務と呼んでいる者も少なくない。

ちなみに私が案件の横長しで月に50万何もしないでピンハネで儲けた話は、ライティング業務の横流しではないから単純にマネしてもダメだぞ。最安値のライティング業務を横流しして仮に人が来てもまともに使える奴はほとんど来ないだろう。

クラウドワークスの低単価ライターの募集は奴隷探しと同義語

クラウドワークスのライティング業務の報酬単価は1文字1円未満の物も少なくない。それこそ0.1円~0.2円というようなクソの足しにもならない案件は山ほどある。
発注者側もライターの適性が自分たちに合うかわからないのでスキルを見たいというのも当然あるだろうがトライアルで書かせて使えないライターは本契約をせずに使い倒して切り捨てるが、フィードバックを何度か行って使えるに至った記事はそのまま使い、そうこうしてるうちにライターは飛ぶのだ。そして飛んだら飛んだで難癖付けてトライアルで行った作業料すらも払わないという事もある。これは実際にライターをやっていた人から伺った話だ。仮に10記事納品で1ロットだとして途中でライターが飛べば数記事納品していたとしても報酬を支払わないなんてことはザラにあるので発注者側からすればコスト0で数記事手に入るのだ。そして次の奴隷(ライター)に記事をまた書かせるという算段だ。低単価の案件は途中で飛ぶ人間も多いが、明らかに時間とリソースの無駄だと解る案件にもかかわらず目先の利に飛びつくレベルであるということはつまりそういうことだ。しかし、途中で飛んだ手前ライター自身はどこかで罪悪感も抱いていたりもするかもしれないが、そもそも割に合わないからやる気も沸かないのである。そんな仕事は飛んでしまえば良い。発注者側がライターに対して「責任感」を出してくるのであれば、それは適切な対応をしている企業だけが言って良い言葉である。低賃金で奴隷をかき集めておいて責任感を持ち出してくるなんて、一体どの口が言っているのだろうか。適切な対応をしていても従業員が飛ぶこともあるが募集の仕方を決めたのも飛ぶような人間を採用したのも己自身であることを一切合切忘れているから出てくる言葉である。つまり発注者自身が無能であり、ひいてはその企業が人を大切に扱う体制ができていなという事を認めたのと同じだ。利益換算をしたうえで適正価格以下の低価格でしかライターを雇えないお前の無能さを反省してほしい物である。

それは初心者をダマくらかすエサ

よく目にするのは、現役のプロライターがフィードバックします。だの、マニュアルや教材がありますだの、学びながらステップアップできますだの書いてある募集は大抵の場合で、やる気の搾取で初心者をカモにするためのエサである場合が多く、裏を返せばマニュアルを見れば誰でも書ける程度の案件であるという事だ。その分、調べ物が多かったり手間が多く割りに合わない物が多い。だから余計にライターが飛ぶのである。ダメ押しで「やる気が合って責任感がある人募集」みたいな一文があったら完璧な地雷案件だと思って間違いない。クソ安い単価で募集しておいて何が責任感だボケナス!そんなに注文出すならもっとまともな金額でオファー出せと言ってやれ!最初から高品質な記事が欲しいのであれば発注者側は高単価な案件としてレベルの高いライターをターゲットにしてあらかじめ前提条件を指定して発注する。誰でも出来る案件で割に合わない条件でも目先の利益に飛びついてしまう思考になってしまうのは現在の状況も関係しているかもしれないが、なるべく早くそこから抜け出して修正したほうが今後の稼ぎは大きくなるだろう。

高単価の文章が書けるなら自分のメディアを作ろう

あなたがスキルアップをして高単価の仕事を取れるくらいまで文章が書けるのなら雇われて時間を切り売りするライターなんて仕事はさっさとやめて自分のメディアを作ることに専念した方が良い。今現在、高単価の案件を取れないにしても文章を書くことが好きでこれからも文章を書いていきたいのならライター業務だけを請け負ってやるのではなく長期的な視点で自分のメディアで稼ぐための下準備をすることが望ましい。そして早くその無駄な雇われライター業務から卒業するのだ。
一つ言えることは、高品質なWEBライティングが書ける人間はSEOの知識を持っていることも多くそのスキルがあれば自分で稼げるWEBサイトを作ることが十分に可能だ。スキルアップのためにと言って低価格な案件を繰り返すこともおすすめしない。低価格な案件は、ほとんどの場合マニュアル通りの型にはめた記事を書かせていると思うのだがその型はいろんなところに情報が出ている。WEBライティングで検索すれば山ほどノウハウが出てくるし書籍も沢山出ている。書籍は基本的な書き方などは学べるがSEO絡みになると規約変更やアップデートが入ったりと変動が激しいので最新の情報が載っていないこともあるのでそこは自身で補填していく必要がある。
以下の書籍は自分も昔読んでそれなりに勉強になった本だが、2015年の書籍なのでSEOに関しては数年前の状況をもとに書かれた書籍という事になる。中古なら150円ほどで買えるのでライティング初心者の方なら数百円程度で読めるなら読んでみるのもありだろう。
(ちなみにこれはアフィリエイトリンクではない)

本来従業員としてライターを雇った場合に同じことをすればブラック企業として炎上必至でも、クラウドワークスの場合はいくら激安でもライター本人たちが応募している以上完全なホワイト案件になる。
発注者側に回ればクラウドワークスなら激安で単純労働者を集められるのだ。これが自分自身のメディアを持っていた場合、アクセス数や収益が目に見えるデータとして自分のもとに入ってくる、そこから利益が残るように計算して外注し、ライターをこき使ってさらに拡大することが出来るのだ。クラウドワークスなら激安でも動く人間をある程度確保できるのがわかりきってるから完全に外注化した収益媒体を持っている人間にとっては非常にボロい商売である。

まとめ

クラウドソーシングの低単価のライティング業務は時間と労力に見合わない報酬であり、クオリティの低下や時間とリソースの無駄遣いを招く可能性がある。また、このような低単価の業務が一般的になると市場全体のライティング業界の価値が低下する。クラウドワークスはこれの最たるものだ。

そこで、自分が高品質な文章を書けるなら、雇われてライターとして働く代わりに、自分自身のメディアを作ることを検討するべきだ。自分のメディアを作ることで、自分のスキルや知識を活かして長期的に収益を得ることができるようになる。特に高品質なWEBライティングスキルとSEOの知識を持っている場合は、より大きな収益を生み出すWEBサイトを作れる可能性が非常に高い。またクラウドソーシングでは低価格で労働力を集めることができるため、発注者側に回ればかなり魅力的であるということをご理解いただけたかと思う。

追記

ChatGPTを使ったライティングでガチで使うと実際に稼げるかを実践でリアル検証してみました。1日5時間で45000円稼いだ話です。良かったらこちらも参考までにどうぞ!

WEBライティングに関する書籍もkindleにて販売しています。

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