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イラストレーター向きなWordPressを作るなら!最初にやることとは!?

先日noteでつながった方からイラストレーターがWP作るならっていう方向の記事を読みたいと言ってくださったので、自分なりに考えてみました。

WordPressを作るなら最初に方向性を決める

ひとくちにWordPressでサイトを作ると言っても、WordPressは選ぶテーマやカスタマイズ次第でブログにもなるし企業ホームページにもなります。ほかにも会員サイトを構築してオンラインサロンにだってできるしECサイト(ネットショップ)にだってできます。

要するになんでもできるんですね。

そこで、最初にやることはサイトの大まかな方向性を決めるのが良いと思います。

イラストレーターさんという事は、サイトを構成する主な要素は「イラスト」になるわけですがWordpressの使い方として、画廊やギャラリーみたいなポートフォリオ型を主に使うのか、それとも記事を更新していってブログとして主に使うのかでデザインがガラッと変わります。

ポートフォリオ・フォトギャラリー型

無料テーマ

Gridly : Free WordPress Portfolio Theme

洒落てるよね。

Portfolium — Wpshower

さっきのより枠が多い感じ、こういうニュースサイトもあるけどね

有料テーマ

TCD WordPressテーマ「NUMERO」

国産でクオリティの高いWPテーマと言えばTCDさんのテーマです

ざっと見た限りのテーマしかピックしてないですが、種類は山ほどあるんで気に入った物を選べば良いと思います。

こんな感じでWordPressをオンライン上の一つのギャラリーとして使い、作品を見てもらう方に重点を置くというのが方向性として一つ。もちろん、ポートフォリオ型のテーマを選んでもブログはかけます。ただし、デザインが作品を見せる方に振っている分読ませるためのデザインではないというのがデメリット、フルカスタマイズできるならブログコンテンツの場合にはサイドバーをガラッと変えたりとかも出来るけど初心者さんには難しいだろうし、それなら作品を作るほうに集中したほうが良いと思います。

読ませるためのブログ型

次が記事を読ませるためのブログ型ですね。ブログ型は国産テーマで無料から有料まで優秀なのが沢山あるので、それらを使いえば良いです。

無料テーマ

Cocoon

これは金取って良いんじゃないかってレベルです。
Simplicity時代から好きなテーマで無料なのに機能面は有料テーマとさほど変わりません。

Xeory Base

これもまた凄くシンプルなテーマ、バズ部が作ってるWP無料テーマです。

有料テーマ

SWELL

恐らく今一番使ってる人が多いんじゃないかなってのがSWELLですね。
直感的ですごく使いやすいですしカスタマイズもしやすいテーマです。

JIN:R

個人的にはこれはすごく好きです。

SANGO

はてなブログproをもっとガチにした感じのフォーマット
ポップな色合いが非常によく合います。

国産ブログテーマはかなり優秀

国産のブログ型のWordPressテーマは基本的にどれもSEO系の対策が施されていて検索に強いサイト構成になってます。表示速度も早い物が多いですし使い勝手も良い物が多いです。この辺は日本人の性格でしょうか、すごく親切な作りです。無料と有料での大きな違いを感じる部分は、有料の物はテーマを入れておけば難しいことを考えずに、直感的にいじれて1つのテーマで複数のテーマを選べたり、プラグインを入れなくても標準装備で機能が追加されていたりします。また記事を作る時もnoteのように編集ボタンで簡単に呼び出せたりといった独自システムを搭載している物があったりと、WordPressの仕組みを熟知しなくともメニューからいろいろなことができる物が多いです。使い慣れたら本当に簡単に触れる操作性があります。

※大がかりなカスタマイズをはじめから想定しているなら余計な機能が殆ど入って無いまっさらなテーマから作るのが良い。(余談ですね)

ギャラリーとブログ結局どっちが良い?

個人的にオススメな使い方は、ブログ型ですかね。ポートフォリオ型ってかっこいいテーマは殆ど海外産のテーマが多いと思うので、メニューとかも全部英語なんですよ。翻訳されてる物もありますけど、特にWPをあまり使ってきてない方は操作性で挫折しかねないですし、使い勝手はどうしたって国産テーマの方が気が利いてます。それとSEOの面でも初めから対策が施されてるブログ型は強いです。基本的なベースを国産の優秀なテーマにして「固定ページ」でギャラリーを作るという方法も取れます。ギャラリー系のプラグインもありますし、そこはちょっとカスタマイズする必要が出てくるけど、ブログ型のテーマをギャリー型に変えることはできるのでそれで対応するのが良いと思います。ブログ記事が増えていけば検索にも強くなる点はかなりメリットが大きいです。

海外のWordPressテーマを探すならここがオススメ

おまけ:SNSとの組み合わせを考慮する

さらに、InstagramとPinterestを合わせて使う!これですね。
ホームページ(ブログ)を作る段階で、初めからSNSとの組み合わせを考慮して設計するのが良いです。あとから変更するのも手間なのでスタートの段階から組み合わせられるようにイメージを固めましょう。
イラストレーターさんと相性の良いSNSと言えばTwitter・Instagramは日本人にもなじみ深いですが、Pinterestはそこまで名前を聞かないですよね。

Pinterestってどんなサービス?

Pinterestは、写真やイラスト、デザイン、ファッション、料理、DIY(自分で作る)、旅行など、さまざまなテーマの画像や情報を共有するためのオンラインプラットフォームです。2021年時点でPinterestの公式発表では4億人のユーザーがいるそうです。

こんなサービスなので、画像系のギャラリーならPinterestがすごく相性が良いです。日本だとあまりなじみがないですが、世界中にこれだけのユーザーがいてかなりデカい画像系SNSです。しかもInstagramとは違ってコンテンツがオープンなのでGoogle検索にもヒットします。SEOの観点から見ても被リンクとして優秀なんです。これならイラストレーターさんは100%相性良いと断言できます!

InstagramとPinterestを組み合わせる

そして、PinterestだけじゃなくInstagramも活用しましょう。イラストやグラフィックって海外の人も普通に買いたいってくるし制作依頼は日本人よりも多いかもしれません。自分の場合はイラストじゃなくてグラフィックデザインですけど依頼が来るときは「Commission(コミッション)」ってキーワードでDM来たりするので、海外との接点を持てばこういう依頼の受け方ができるようになります。余談ですが、海外から依頼を受けるときはPaypalが必要になるのでアカウントを持ってない方は作っておくと良いかもしれませんね。

可能性が広がりますよね。

どうでしょう、うまくまとめられたかなw

追記
自分もnoteが思いのほか続けられているので、ちょっとnoteだけでは補えない部分も出てきたってことでWordPressでサイト作りました。開発したツール類のバージョンアップ情報とかを載せる予定です。テーマは無料テーマ「Coccon」です。気が向いたらガチカスタマイズしちゃうかも。


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