普通 最果て
又吉直樹『東京百景』
僕はよく変わっていると言われ、当の本人もそう言われることを喜んでいます。そのためか変わっていると思われる行動に出たりします。恣意的な変わり者の気がして、僕とは一体何者なのか、と悩んでいます。
キャラとしての変わり者から本当の変わり者になるためには、理想を掲げ、現実に打ちのめされる経験を何度も繰り返す必要がある気がします。本著では、そのような場面がたくさんありました。僕も東京の文化に揉まれ、多くの刺激を得て、もっと自分に新しいニューロンを埋め込みたいです。
名言が沢山ありましたが、途中で読書メモを取ると冷めるのでしていません。自分とはなんだろうと思ったときに読み返そうと思います。百の短いエッセイから成る本なので、気軽く読めます。
※『火花』を先に読むことをおすすめします!
見出しに絵をお借りしました。
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