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アラフィフ~ランニング開始のきっかけ
初めての記事は最近の生活の中心になってしまっている「ランニング」を始めたきっかけのことを書こうと思います。
ランニングを始めたのは2018年の4月なので4年半前になります。それまでも道端をランニングしているような人を見て、「あんな風に走れたらいいなぁ…」なんてことは思っていましたが、なかなか実行には移せていませんでした。
それがこの時期、ちょっとした手術のための10日間ほどの入院をすることになり、これがランニング開始の大きなきっかけになりました。
幸いなことに私はそれまで大した病気をしたことがなかったので、本格的な入院も初体験でした。外科の大部屋での入院生活だったのですが、ここでの数日間で、普段の生活では考えることのないいろんなことを考えることになりました。
一番感じたのは月並みですがやっぱり健康の大切さです。
私はそれまではかなり仕事中心の生活を送っており、当時は80hrの過労死ラインを楽に超えるレベルで残業したりしていました。しかもそれは強要されてのものではなく、ある程度自発的なものだったりもしていました。つまりは生活の中心をかなり仕事寄りに置いており、それ以外のことには比較的目を瞑っているような感じだったのだと思います。
そんな私が入院生活で見たのは、体を壊して苦しんでいる同室の患者さん達でした。食事が制限されていたり、自由に動き回れなかったり、夜も痛みで寝られなかったり…。私は手術での入院だったので10日程度で元の体調に戻れることが分かっていたのですが、そうではなさそうな患者さんもたくさんいらっしゃいました。
もちろんそういう患者さんが世の中にいらっしゃる事は頭では重々わかっていました。しかし実際に近場でそういった方々と長期間過ごすということはなかったので、"身体を壊す"ということの本当のことがわかっていなかったんだと思います。そしてそれを通して「いくら仕事でやりがい達成してもそれ以外の事を放置していたら幸せにはなれないな」ということを強く感じるようになりました。
好きな仕事を続けていくためにも、家族と楽しい毎日を過ごすためにも、「大切にすべきもの優先度」っていうのを間違えちゃいけない、ということを強く思うようになり、この時点で「退院したらジョギングを始めよう」と決心してました。入院の後半は暇があったらジョギング関係のネット記事ばかり見ていたような気がします(笑)。
ちなみにこの時点での私の運動経験は高校時代のバスケ部が最後で、その後30年近く運動レス時代を続けていました。もちろんメタボも楽に引っかかってます。
次回は、そんな私が退院後にランニングにドハマりしていく流れを書いてみたいと思います。
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