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インフルエンサーの自殺を食い止める

自殺が多すぎる。

そうは思いませんか?
三浦春馬氏、竹内結子氏、ryuchell氏のことは、私の中で記憶に新しいです。

芸能人の自殺が増えているのかどうかについて、真実を知ることはできません。
しかし、増えていると感じていること自体が大きな問題です。
なぜか?
芸能人の訃報、特に自殺は、社会に大きな影響を与えるからです。

ウェルテル効果とは

ウェルテル効果とは、影響力のある人が自殺した後に、それがメディアで報道されることで、それと同様の自殺行為が増加する現象のことです。
これはヨハン・ヴォルフギャング・フォン・ゲーテの小説「若きウェルテルの悩み」に由来しており、主人公ウェルテルの自殺を模倣して多くの若者が実際に自殺を図ったとされています。

ウェルテル効果の影響

このウェルテル効果のとおり、1人のインフルエンサーの自殺の影響は多くの人々に波及することになります。
インフルエンサーの自殺は、そのインフルエンサーが亡くなってしまうこともとても痛ましいことですが、その痛ましさは氷山の一角であり、社会全体にはさらに痛ましく凄惨な影響を与えてしまうのです。

ウェルテル効果の増幅

現代社会において、このウェルテル効果のインパクトは絶大です。
まずメディアが報じ、その情報はSNSで拡散されます。
ネガティブなニュースほど人はそれについて話したくなるもので、インフルエンサーの自殺に関する投稿は、瞬く間に、X(旧Twitter)のようなSNSのタイムラインで流れてきます。
それを避けることは、SNSを利用している人であれば、ほぼ不可能と言っても良いでしょう。

数日間、タイムラインがどこか暗い雰囲気に包まれ、それが人々の実際の生活へと波及していくことも想像に容易いのではないでしょうか。

インフルエンサーの自殺を減らす具体的な方法

このようにインフルエンサーの自殺は、社会に甚大な被害をもたらします。
そのため、私はこれを可能な限り減らしていきたい、ゼロにしたいと思っております。

そのための具体的な方法として、インフルエンサーとファンのコミュニティづくりの強化を提案します。

コミュニティづくりの重要性

インフルエンサーの自殺の原因は何なのでしょうか?
2019年に内閣府が出した資料によると、「自分の”居場所”だと感じられる場所が多い人ほど、自己肯定感が高くなり、将来への希望を感じやすい」と示されています。

人々は、安心できる居場所を求めています。それはインフルエンサーも同じなのです。
そのような環境をインフルエンサーに与えることで、インフルエンサーの自殺を防ぎ、ひいてはこの社会を守ることに繋がります。

さいごに:インフルエンサーのためのSNS

このような考えから、私はインフルエンサーのためのSNSを作る計画をしております。
このSNSについて簡単にご説明すると、ファンクラブのようなもので、インフルエンサーを中心としたコミュニティサービスです。
ユーザーをインフルエンサーとファンに分け、ファン側のユーザーを検閲し、インフルエンサーを承認するファンとインフルエンサーのみのコミュニティを作ります。

詳細については、また別の記事でお伝えしようと思います。
最後までお読みいただきありがとうございました。

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