食費を節約してはいけない理由
最近の物価高と上がらない給料、本当に苦しい状況が続いていますね。
だから多くの人はこれまでより節約しないといけない。 その時に一番思い浮かぶのが「食費」じゃないでしょうか?
僕たち日本人は節約しなきゃいけないってなった時に、とりあえず食費を削るってこと結構よくありませんか?
ドラマとか漫画とかでもお金のない若い人が「今月はもうこれでやっていかなきゃいけないんだ!」て言って安い食パンやパンの耳を大量にストックして食べるシーン。
食費を節約する、質素に頑張っているシーンとして描かれていますが、実はこれがあまり良くない、その理由についてお話しします。
音声で聴きたい方はコチラから
なぜ食費を節約してはいけないのか?
「食費を節約すれば、生活費の節約にもなるのだからいいじゃないか?」
一見すると正しい。しかしハッキリ言います。
「食費の節約は生活費の節約どころか、むしろあなたの経済状況を悪化させる」
その最大の理由が、僕達全人類にとって最大の資産である「健康」の価値を損なうからです。
食費の節約を考える時。それは「いかに安い食材でお腹いっぱい食べるか?」です。
その時真っ先に候補に挙がるのがジャンクフードです。
菓子パン
うどんやパスタなどの麺類
レンチンで手軽に食べれる冷凍食品
インスタントラーメンなどの即席食品
ソーセージなどの加工肉
こういった食品は安く手に入るうえに美味しい。だからお金をかけずにお腹いっぱいになるまで食事を楽しめます。
今のような苦しい時代において、これらの食品は救世主のような存在に見えます。僕もお金があまり無かった若い頃は、これらのジャンクフードを毎日のように食べてやり過ごしている時期がありました。
しかしこれらのジャンクフードはメチャクチャ健康に悪いです。このようなモノを毎日大量に食べていれば、遅かれ早かれ必ず体調を崩します。
体調を崩したらどうなるか?ほとんどの場合病院に行きますよね。そうなれば薬や治療費など、健康であればかからなかった出費が発生します。
さらに場合によっては仕事を休む必要もあります。そうなれば本来稼げていたはずの金額が稼げず、収入ダウンに繋がるかもしれません。
そこまでならなくても、常に体調が悪い状態では仕事のパフォーマンスが上がらりません。そのような状態では評価される可能性は限りなくゼロ。つまりいつまでも低単価の仕事を長時間やらなければいけなくなります。
つまりこういう事です。
・ジャンクフードを食べる
↓
・健康を損なう
↓
病気になって薬や治療費が必要になる
↓
まともな仕事ができなくなって、収入も減る
どうでしょう?ジャンクフードを買う事で数百円得したつもりになっていたのに、最終的にはその程度の得は軽く吹き飛んでしまう程の損失が発生している事が分かるのではないでしょうか?
高級な食材じゃなく、体に良い食材を買う
「そんな事言われても、食事にかけるお金を増やせるわけじゃない!」
そう言いたくなりますよね。ここでイメージされがちなのが、オーガニック系の野菜やお魚、肉などのいかにも体に良さそうな高級食材を買う事。
確かに普通のモノより、無農薬で作っている食材のほうがより体には良いでしょう。
しかしオーガニックなどの高級食材にこだわる必要はありません。
なぜならジャンクフードを食べるくらいなら、スーパーに売っている普通の野菜やお魚などを食べる方が100倍体に良いからです。
まずは面倒かもしれませんが自炊をしましょう。といっても特別に難しい料理をする必要はありません。
ご飯は白米じゃなく、玄米で買って炊飯器で炊きましょう。少し面倒ですが、小豆と一緒に炊く事で酵素玄米になり栄養価も上がる上に美味しく玄米を食べられるようになります。
特別な調理器具も必要無く、普通の炊飯器で作れます。
酵素玄米の作り方に関してはコチラをご参照ください
そして野菜たっぷりの味噌汁を作りましょう。
「味噌汁は出汁から作らなきゃ」なんてハードルを上げる必要はありません。顆粒タイプの和風だしの素で十分です。
お湯を沸かして、適当にワカメや野菜を何種類か切って、和風だしの素を入れて味噌を溶かして完成。簡単でしょ?
メインのおかずにはお肉や魚があればOK。最近は焼くだけで良いモノも多くありますし、面倒な場合はサバ缶でもいいです。
そして可能なら、ご飯を日本人が皆大好きな卵かけご飯にして、苦手じゃ無ければそこに納豆やキムチをトッピング。どうでしょう?シンプルで簡単。そんなにお金もかかっていないのに、とても美味しそうで健康な食事ができたと思いませんか?
最初はシンプルな味に少し物足りなさを感じるかもしれません。
しかし本来僕達日本人は一汁一菜を基本に長年食事を行ってきた民族です。
慣れれば本来の感覚を取り戻し、これで十分美味しいと感じます。そしてジャンクフードの味がいかにキツイか分かるようになります。
僕もたまにジャンクフードを食べる機会があるのですが、味が濃すぎて「よくこんな味の濃いモノを今まで平気で食べれていたな」と驚いてしまいます。逆に言えばジャンクフードはそれくらい簡単に僕達の正常な味覚を破壊してしまうという事です。
まとめ
僕達の人生において、健康は全ての土台になります。
逆に言えば健康を損なってしまえば、どれだけお金があろうが幸せに生きる事は難しくなります。
その為にも食費を削る為にジャンクフードばかり食べる生活を送ってはいけません。
かといって変に高級食材を買う必要はありません。スーパーに売っている野菜やお魚、肉を買って自分で自炊をする。
凝った料理はしなくてOK。昔から定番のご飯に味噌汁、おかずを一品。それに漬物や納豆などの発酵食品を食べればOKです。
逆にこの程度の食費の出費を惜しむあまり、最終的には大きな損失を生み、自分の大切なお金をたくさん失うリスクがあります。これでは何の為の節約したのか分からないですね。
自分の健康という資産を守るためにも、食費には正しく、きちんとお金をかけていきましょう。
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