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20代末から始めたドイツ美大受験に関するまとめ(受験前に語学学校にいってたあたり)

本記事は備忘録的に使用することを想定しており、一般に見られるような誰かに向けた丁寧な記事にはならないことを、予めお伝えしておきます。
しかし、誰かのお役にたてば、幸いです。長くなったのでいくつかに分けることにしました。


ドイツに引っ越す前にしたこと:ワーホリビザをとる

関東に住んでいたので、南麻布にあるドイツ連邦共和国大使館でワーキングホリデービザを取りました。多分事前に予約を取りました。予約は結構先になるので余裕を持っておくといいと思います。
当日は記入済み申請書類・有効期限が十分あるパスポート・預金が十分ある銀行口座の証明(超直近。数日前は不可)・証明写真・飛行機のチケット(往復)・健康保険の証明書あたりを持参した記憶があります。
健康保険はDr.Walterというやつを選びました。一番安かった記憶。
※コロナ前の出来事です
私は英語ドイツ語一切できなかったので、ワーホリビザを先に消費してしまったのは今にして思えばもったいなかったと思う。
長期戦になることを考えて先に語学学生ビザ使って語学に集中してからワーホリビザを取っていたら、稼ぎながら準備とかできたんじゃないかなと思う。

ドイツ移住 2018年11月14日から

とりあえずベルリンに行きました。
4日分のホテルの予約、事前にAmazonで購入して設定していたプリペイドのSIMカード、携帯、パソコン、お金、パスポート、ワーホリビザ、複数着、工具だけ持ってドイツに来ました。ドイツに着いてからとりあえず学生寮付き語学学校を探しました。F+Uとかいう名前の、ベルリン・ポツダマープラッツにある語学学校が、日本人エージェントを介して入学手続きをしてくれたので、そこにお願いしました。
学生寮は安かったけど語学学校は安くなかった。きちんとできる人は日本で語学習得する方がどう考えても安上がりです。
当時は今よりも何も考えてなかったのでした。

語学について

ドイツで大学受験しようと思ったら、多かれ少なかれドイツ語が必要になる。どの程度のなんの証明が必要なのかは全部学校によって全く違うので、絶対の自信があるなら行きたい学校の基準に絞って特化して取り組むもよし、手広く保険をかけたいと思うなら語学テストを受けて資格をとってしまう方向に舵を切った方がいいです。
ドイツ語のレベルはA1→A2→B1→B2(ファインアート系はだいたいこのあたりを求められる)→C1(デザイン系、一般大学はこのへん)→C2という感じです。
一般大学ないしデザイン系に進学する場合は大体C1(上級レベル)のドイツ語の証明を求められます。中にはB2で行けたとか、受験の時は免除してもらって入学まで待ってもらったとか、色々例外も聞きます。ドイツは全体的に「対応する人による」ので、ゆるさに期待すべきではないですが、受験までに基準値に間に合わなかったと言っても諦めずにとりあえず挑戦はした方がいいと思います。
私は最終的にはB2の語学テストに受かって証明書をもらいました。

語学学校について

前述のとおり私は一切語学ができない状態でスタートしました。どうせ現地で語学学校にいくのだから事前に勉強しなくていいやと思っている方もいらっしゃるかもしれませんが、事前に独学でもドイツ語の仕組みを知っておくのは結構大切です。私はドイツについてから語学学校が始まるまでの二週間の間に、日本語で書かれたドイツ語教本に取り組みました。全部はできませんでしたけど、最初に挫けないっていうだけで全然違います。
私はドイツで仕事をされている日本人の方に教えをいただき、この教本を使っていました。
相澤啓一著「NHK新ドイツ語入門『ピポの大冒険!』」(NHK出版)
いまだにドイツ語でなにか忘れることがあったらこれをみます。そのくらい完璧な教本で、あとピポがとてもかわいい。何から始めたらいいかわからないという方は、騙されたとおもってこちらの教本を使ってみてください。

ワーホリビザ切れる→学生準備ビザに切り替える(コロナ前のベルリン)

2019年秋だか冬だか、ワーホリビザが切れたので学生準備ビザを二年分もらいました。学生準備ビザをもらうには、所定の書類、住民登録の証明書だかなんだか、閉鎖講座の証明書(要するにお金があることの証明)、パスポート、お金100ユーロくらい、証明写真、日本の大学を卒業した時の卒業証明書(もしかしたら市役所で事前にコピーを発行してもらってたかも)を用意したと思います。
外人局(ベルリンには外人局が二つあるので気をつけてください)で、取れたら予約をとって向かいます。が、学生準備ビザで予約取れた人見たことないので、私は予約なしで受け付けてくれる方法で取りました。
所定の日(月、水、木とかだったような気がするし違った気もする)の朝5時頃に外人局に行く
→すでに長蛇の列があると思うので、そこに並ぶ。
→5時半〜6時頃に外人局の人が出てきて、リストを貼り付けるので、そこに名前を書いていく
→番号が書かれた受付証明の紙をもらう
→5時間後くらいに再び外人局に戻る(厳密な時間は紙をもらうときに教えてもらえる)
→待合室で一時間くらい待つ
→ちょっと面談
→ビザもらう、お金払う、帰る
こんな感じだったと思います。
学生準備ビザは取得した年は原則バイト禁止で、翌年からはバイトOKだったと思うので、年始より年末にとった方がお得だと、韓国の同じく受験生友達から聞いた記憶があります。ご参考までに。

次回は美大受験のながれを書きます。

Sayaka


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