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おりたらあかんのアフォリズム

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生きていく中で自分を支えてくれた言葉、勇気を与えてくれた言葉、慰めてくれたことば、鼓舞してくれた言葉・・いろいろありました。そんなありがたい言葉の数々をみなさんと共有したいと思い…
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記事一覧

コリン・ウィルソン「アウトサイダー」紀伊国屋書店

1957年発行セピア色の古書を県立図書館で借りて来た。 表題がいい!俺は「永遠のアウトサイダ…

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坂口安吾「風と光と二十の私と」講談社文芸文庫

俺の好きな作家のひとり、安吾のエッセー。非情極まる家庭環境、奔放な性生活など、彼らしい筆…

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寺山修司「幸福論」角川文庫

久しぶりに寺山節に触れた。「家出のすすめ」は20代の俺に決定的な影響を与え、その後も常に…

後藤正浩「清冽」中央公論社

詩人茨木のり子の本格評伝である。「倚りかからず」「自分の感受性くらい」など凛とした詩を…

富板敦編 鶴見俊輔著「鶴見俊輔語録1 定義集」

尊敬する哲学者!鶴見俊輔の語録!共感の嵐! 「刺さる言葉」に一言ずつ感想だけ添えます。 …

薔薇     アフォリズム8

「薔薇が美しいのはみずからの毒(棘)を隠さずにきちんと 表現しているからだ。薔薇は正直に…

目の文化 耳の文化  アフォリズム7

「目は見たいものだけを見る。見なければそれまでであり、 見ようとする意志がなければそれで終わる。しかし、耳は あらゆるものを受け入れる。この受動性が、時には没批判的 悲劇の種子となったが、しかし、一方では魂を浄化し、感情の 深化を促す英知をもたらしたのである。」         「恨の文化論」 李御寧 学生社 1978年  韓国に渡る前に読んで「ふむふむ」と面白がっていた一節。懐かしい感じがする。令和の時代にも通じる言葉だなあ・・。

감사한 마음 感謝の心 アフォリズム6

가난해도 마음이 풍요로운 사람은  貧しくても心が豊かな人は 아무것도 소유하지 않고 있는 …

茨木のり子の詩   アフォリズム5

「自分の感受性くらい」 ぱさぱさに乾いてゆく心を ひとのせいにはするな みずから水やりを怠…

法頂僧侶の言葉 アフォリズム4

법정스님께서 남기신 보석 같은 말들(法頂僧侶が残した珠玉の言葉) 改めて読んでみると実に…

園山征夫氏の言葉 アフォリズム3

「古い井戸を掘った人を大切に」 90年代後半、テレマーケテイング部門No.1だった(株)ベ…

室生犀星の詩  アフォリズム2

ふるさとは遠きにありて想ふもの そして悲しく歌ふも​の 帰るところにあるまじや 俺に絶大な…

チャップリンの名言  アフォリズム1

「人生は近くで見ると悲劇だが、遠くからみれば喜劇である」 58年間本当にいろいろあった。不…