見出し画像

エンジニア目線で見たときの投資の魅力について

株式投資の良い所は、ある程度結果が予想できる点だと思います。
ギャンブルと違って期待リターンがプラスです。

エンジニアという職業柄、こういった計算は得意です。
計算が出来るということは、将来どれくらい儲かるかを予想することができます。結果がある程度分かれば、安心して資産を投じることができます。

それでは早速見て行きましょう。

ドローダウン(下落率)についての計算

過去の長い歴史から各アセットのリスクとリターンが計算されています。
リターン(平均)とリスク(分散)が分かっているということは、1年間での最低最悪の場合のドローダウンが計算できるということです。

株式で言えば、S&P500は下記のようになります。

https://myindex.jp/ 参照

30年の長期スパンのリスク/リターンは下記になります。
リターン(平均:μ):11.9%
リスク(分散:σ):18.4%

このとき1年間に起こりうるドローダウンは2σの範囲を仮定すると
ドローダウン=平均ー分散×2
                       =11.9 - 18.4 x 2
                       =-24.9
となります。
統計の説明は割愛しますが、これはS&P500に投資した場合、95%の確率で1年以内のドローダウンは-24.9%以内に収まるということです。
逆に言うと20年に1回は、それ以上の暴落が起こる可能性があるということですが、これくらいの暴落はあるということを理解してから、余剰資金で投資を始めれば、実際の暴落の時にわちゃわちゃと動揺することもないかもしれません。

https://avilen.co.jp/personal/knowledge-article/normal-distribution/ 参照


将来のリターンの予測について

次にリターンについてですが、平均リターンが分かればある程度の将来の資産額が予想できます。
最近では色々なサイトで積立シミュレーションができますが、複利の効果が分かり易いので見ているとニヤニヤできますね。

下図はS&P500(年率11.9%)に10年間積立投資を実施した場合のシミュレーションです。綺麗な右肩上がりで美しいグラフです。

https://www.aeonbank.co.jp/asset/simulation/ 参照

下図は僕が投資を始めてから10年間の実際の元本と評価額のグラフです。
所々ボコボコしておりますが、概ね右肩上がりの美しいグラフです。
先ほどのシミュレーションは、元本の金額が同じになるように設定したものでしたが、実際の10年の方が良い結果でした。ありがたや

2014~2024までの実績グラフ

最後は、今後10年間のシミュレーションチャートです。
S&P500の30年平均リターン(年率11.9%)で計算したグラフです。
3億円に到達しそうな勢いです( ´艸`)

2034年までのシミュレーションチャート

数字だけ見ると現実味がありませんが、チャートを見ると今までの推移の延長線上で評価額が伸びているのであながち間違いではないかもしれません。
まぁ実際には来年からFIREしたいなーって思っているので、資産は取り崩しながら使って行きたいので、資産の伸びは緩やかになるかと思います。

まとめ

エンジニアの僕から見た株式投資の魅力についてでした。
ある程度予想が出来ると言いましたが、あくまで統計と確率の範囲内ですので、投資をする場合はご自身で判断して行って下さいね^^

今後の10年間の予想シミュレーションでは非常にワクワクする数字が出てきましたが、果たしてどうなるのやら。。答え合わせは2034年に致します。

おまけ

余談ですが、不動産投資もある程度リターンが計算できますね。むしろキャッシュフローの振れ幅の少なさという意味では、株式投資よりかっちりと計算できそうです。レバレッジ(銀行借り入れ)が出来る分、資産効率が良いかもしれません。

一方で人間相手の商売なのでリスク面が計算しづらそうです。借り手の人間性もそうですが、不動産屋や施工業者や管理業者などの人間のリスクが非常に大変そうですね。人付き合いが嫌いな僕としては、クリック一つで売買できる株式投資があってそうです^^

以上、最後までありがとうございました。


いいなと思ったら応援しよう!