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【闇深】ハイツ友の会解散事件についての私見・考察・感想


1.はじめに

 今回の記事は女性お笑いコンビ・ハイツ友の会が解散に至った件について、同コンビのファンである筆者なりの私見・考察・感想をまとめたものである。故に推測や憶測などが混じっているため、筆者の一考えとして見てほしい。そしてこの件に関しては、今までのお笑いコンビの解散や脱退とは違い、かなり闇が深いと感じたため、あえて事件という大袈裟かつ物騒な単語を使用している。また、この記事は投稿次第では非公開にする可能性もあるため、予めご了承願いたい。

2.概要

 2024年3月31日23時00分、1時間後に新年度を迎えるという時に衝撃の一報が入った。
ハイツ友の会 解散発表』である。
メンバーである清水香奈芽(以下:清水)、西野両名がコンビの解散、そして清水は芸人業を引退するとの報告を行った。原文のまま紹介する。

清水
これまでみてくださったり関わってくださった皆様、ありがとうございました。

この5年間でたくさんのことを経験させていただきました。
NSCを合わせたら6年間にもなります。
そんな日々を過ごす中で、嬉しいこともそうでないことも少しずつ積み重なった結果、芸歴5年目をやりきって芸人をやめるという判断に至りました。

芸歴5年目というのはキリが良いので考えるタイミングにもなりました。
実際に今やめようと思える程度にはこの職業での活動に満足したことも、理由の1つです。
劇場メンバーになるという大きな目標が思っていたよりもスムーズに達成できたり、自分が芸人になる前に「おもしろい」「すごい」と思ってみていた方々、近しい先輩、同期、後輩など周りとの関係が徐々に深まっていったり、ネタを褒めてもらえたり、ライブに呼んでいただいたり、ライブをみた方々が共感してくださったり、そして劇場メンバーになってから次の目標としていた各賞レースの本選などにも出場できたり。これだけにはとどまりませんが、どれも嬉しかったです。

もちろん賞レースで優勝できたら尚良かったですが、先ほども書いた通り、活動する中で様々な要因が積もり、芸人を一生続けることはないという意思がだんだんと固まっていったので、いつ優勝できるかわからないまま芸人を続けるのは難しく感じました。

やめる人たちと思われながらネタなどをみられるのが嫌だったので、今日までお伝えしませんでした。

総じて、芸人という職業を経験できて良かったです。

本当にありがとうございました。

清水香奈芽

(原文ママ)

引用元:https://magazine.fany.lol/159489/

西野

引用元:https://twitter.com/812nishino/status/1774436541106102512

この報告にSNS上では衝撃が走った。直前に2人の先輩にあたる和牛や尼神インターが解散を発表していた矢先の一報であった。

また、この解散報道が出る前から、SNS上では違和感が出始めていた。
2人が所属するよしもと漫才劇場では毎月25日を目途に2か月後の公演スケジュールを発表している。そして2月25日にはその2か月後の4月公演スケジュールが発表されたのだが、ハイツ友の会の名前がどの公演にも記載されていなかった。これらからコンビ解散・芸人引退・フリー転向・活動休止などの憶測が出始めていた。そしてその答えはコンビ解散という結果であった。

3.何故その決断に至ったのか

 では何故ハイツ友の会は解散を決断したのか。2人の報告コメントからそれに該当するであろう箇所を抜き出して見る。
・昨年(2023年)春に辞めたいと思った
・スタイルを変えたくない、しかし賞レースで優勝できない
・仕事を今までいくつか断っている
・芸人を一生続けることがないと考えるほど嬉しくないことが重なった
・本当に’’お笑い’’が好きな男性
この5点からコンビ解散を決断した原因を考察してみる。

1.昨年(2023年)春に辞めたいと思った

 西野は昨年春頃から芸人を辞めたいという気持ちになり始めた。そして相方の清水との話し合いの末、来年(2024年)3月まで続けることにした。ここから見えてくるのは芸人を辞めると決めた出来事はこれ以前、つまり2022年頃にそれにまつわる何かが起きたのではないかと推測する。

2.スタイルを変えたくない、しかし賞レースで優勝できない

 ハイツ友の会と言えば、独特なローテーションとその中にブラックユーモアを入れ込むスタイルが持ち味である。本人達曰く、これが自分たちらしいとのことでこのスタイルを続けてきた。その結果、2021年のNHK新人お笑い大賞準優勝以降、様々な賞レースにてその名を刻んできた。NHK上方漫才コンテスト、ABCお笑いグランプリ、ytv漫才新人賞の関西3大賞レースにて決勝進出を果たし、M-1グランプリでは2022年に準決勝まで進出した。しかしどの賞レースも優勝に手が届かなった。周りからは『ハイツは面白いけどやっぱローテーションだからインパクトがない』などの意見が飛び交ったに違いない。しかしそのような意見があっても2人はこのスタイルを変えたくない一心だっただろう。ただやはり優勝まで届かないという点でかなり悩んだに違いない。

3.仕事を今までいくつか断っている

ハイツ友の会は「ネタで評価されれば後は良い」というスタンスで活動をしていた。そして賞レース決勝進出などで知名度が上がるにつれ、様々な仕事のオファーが舞い込んできたに違いない。その中には自分たちに合わない内容の仕事もあったであろう。自分たちの精神衛生のために、仕事内容をかなり慎重に選んでいたに違いない。

4.芸人を一生続けることがないと考えるほど嬉しくないことが重なった(清水)、本当に’’お笑い好き’’な男性(西野)

 これは2人が解散発表のコメントにて記した2つの一文である。恐らくこれが彼女たちを芸人を辞める決意に傾けた理由であると考える。では清水が言った嬉しくないことの正体は何なのだろうか。そして西野は何故本当に’’お笑い’’好きな男性というようなあからさまな表現をしたのだろうか。

 この背景にはやはり、男性ファンによる何らかの出来事(彼女たちにとっては不快なモノ)が起きたことによって彼女たちを辞める決意に傾けたのではないだろうか。いわゆる顔ファンと呼ばれる人たちからしつこく「かわいい」などと言われていた、接し方のボーダーラインを超えた行動を取ってきたファンが何人かいた、などが多発したため非常に困っていたのではないだろうか。最悪のパターンはそのようなファンからストーカー行為もしくはそれまがいな行為を受けていたという可能性もなくはない。

4.筆者が思った事、疑問

 ここからは筆者が思った事、疑問に感じたことをまとめ、それに対する想像混じりの考えをまとめてみた。あくまでも筆者の推測、憶測として書き記すことを予め言っておく。

1.何故早急に対処できなかったのか

 まず、今回の件でやはり男性ファンが関連しているのはほぼ明確であると考える。しかしそう考えた時に疑問に感じたのは『何故早急に対処できなかったのか』ということである。よしもと漫才劇場では搬入口に『入り待ち・出待ちご遠慮ください』の貼り紙が掲示されていたり、劇場にて定期的にコンプライアンス研修会も開催し注意力を深めるなどの対策がされている。にも関わらず今回の件で、『男性ファンによる悪質な行為が原因なのでは?』という考察が各所で出始めている。これが事実だとしたら、先輩やマネージャー、吉本興業の社員、劇場の支配人あるいはスタッフなどに事情を説明していれば、何かしらの対処をしてくれたはずである。または先述したようにストーカー行為にまで発展していたら、警察に被害届を提出することもできたはずである。しかし2人は芸人引退を考え始めるに至った。ここで考えられるのは
・相談をしたが対処してくれる気配が無かった
・納得のいく解決案が出てこなかった
・どう対処をするか考えてるうちに日に日に一部ファン行為が酷くなり始めた
・以上のようなことが重なった結果、辞めざるを得なくなった

なのではないだろうか。実際のところ、2人が相談したのかは定かではないが、もう少し早く対処していれば今回のような解散劇を防げたのかもしれない。筆者的にはこれは闇の深さを感じる。

2.2人にとって接し方のボーダーラインはどこが限界だったのか

 では、2人にとってのファンとの接し方はどこまでが良くて、どこからがアウトゾーンだったのだろうか。ハイツ友の会は基本的にはKakeru翔ライブまたはもも、フミ、cacaoの3組と合同で行っていた『タイトル未定』の開演前のチケット手売りに来ている。このチケット手売りに関してはファンと一番接することができる。ここにも何かしら原因があるのではと考える。サインしてもらう、写真を撮ってもらう以外の何かで不快なことがあった、変なことを言われたなどがあったのではないだろうか。

3.清水香奈芽の変化と心情

 今回の件で清水は芸人引退を表明したが、果たしてその心情は何なのだろうか。何が彼女をそうさせたのだろうか。その鍵は解散の話が出た2023年春以前にあるのではないかと考える。実はこの2022年は彼女自身大きく変わった点がある。それは髪型である。2022年秋頃から引退する現在までロングヘアを維持していた。2021年にはボーイッシュな短髪だった彼女が急に髪を伸ばし始めた。バッサリと切ることもできたはずなのに髪型を維持し続けたのは何故だろう。ファン達から「可愛い」という声が続出するのは明白であったはずである。ここからは筆者の推測になるが、もしかしたら彼女本人はどこかしらのタイミングで髪型を変えたかったのではないだろうか。しかし周りから「切らない方が良い」「ロングの方が可愛い」「女の子っぽい」などと言われたことでタイミングを失ってしまい、同時にファンからはロングヘアにしたことでさらに「可愛い」などと言われてしまったことが彼女の心に負担となってのしかかったのではないだろうか。「清水さんってここまで言葉出てくるの遅かった?」と思ったファンもいたそうだが、もしかしたらただのローテーションでは済まないメンタルに負担がかかっていた危険な状態だったのかもしれない。

4.西野の芸人活動継続の思惑

 そしてこの一連の件で筆者以外にも疑問に思ったであろうことが1つある。それは『続ける理由が一つもなく、退所を考えるほどまでに悩んでいた西野は何故芸人活動を続ける決断をしたのか』という点である。本人曰く『やはり自分はこの職業が好きだと改めて思い、ピンで活動していく気持ちが固まった』とのことだが、この決断に応援する者もいれば、疑問を抱いた者も少なからずいたであろう。また同じことが起きる可能性は充分あり得るというリスクがあるにもかかわらず芸人活動を続ける決断を果たした彼女の思惑は一体何なのだろうか。そしてこの決断を引退を決意した相方の清水はどう思ったのだろうか。現在の精神状態で西野本人はどのようにして芸人業を貫いていくかが注目である。

5.2人は筆者(f,g)をどう見ていたのか

 筆者はこれまでX(旧Twitter)にてハイツ友の会関連のつぶやきであったり、FA(ファンアート)であったりを投稿してきており、そしてこのnoteでもハイツ友の会関連の記事を投稿をしている。そして等の本人達とも直接会ったこともある。2人は筆者のことをどこまで認知していたのだろうか。劇場によく来るお笑いファンとして見ていたのか、それとも私たちハイツ友の会のヤバいファンとして見ていたのか、その点に関しては直接会った際にはあえて聞かなかったため、真偽は不明である。ただ後者として見ていた場合、筆者も解散・引退の要因の一つになっている可能性もなくはない。最悪『この方のせいでこうなりはった』と筆者を名指しで非難してくるかもしれない。なのでもし再び何処かで会う機会があったら、筆者が原因であってもそうでなくても謝りたいと考えている。許してもらう等の期待よりも、まずは少しばかり謝罪の一言はかけておきたいと思っている。

5.おわりに

 今回はハイツ友の会のこの一連の解散劇を大きく事件として捉え、筆者なりの考えや思いを書き記した。ただ、解散・引退の真実は100%明らかになってはいない。もしかしたら筆者の考えは全て間違っているかもしれない。ただ筆者はこの報道が出てから、何かしら自分の考えであったり思いであったりを形として書き記したいと考え、今回この記事を投稿するに至った。冒頭でも書き記したように、今までのお笑いコンビの解散劇と打って変わってかなり闇が深い印象が大きい。その闇をこれ以上引きずらない為にも、ファンとしてやれることはやっていきたいと考えている。そして今回の件を踏まえ、筆者のもう1組の推しであり、芸歴1年目でのTHE W決勝進出で多くのメディアに照らされ始めているはるかぜに告ぐが今回のような惨劇にならないことを願っている。ただ、彼女たちはこのようなことが起きないようSNSなどを上手く活用して、きっちりと対策・対処を施すであろう。筆者としても気を引き締めて今後の活躍が期待されるはるかぜに告ぐを応援をしていきたい。

結果としてハイツ友の会は解散してしまったが、筆者としては今後の2人の新天地での活躍を応援する気持ちに変わりはない。そしてハイツ友の会に出会ったことを改めて感謝したい。

最後に、今回の件での不安要素を一つ挙げると、
現時点でハイツ友の会の2人は何を思っているかである。


その思いが怒り憎しみ恨みであったとしたら・・・


それが今現在も続いているとしたら・・・

やがてその思いが○意に変わったとしたら・・・


そしてその対象に筆者自身も入っていたとしたら・・・


これ以上は危険な領域になってきそうなのでここで締めたいと思う。


ありがとうございました。


終 


 




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