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霊障 駿台模試不正の重すぎる罰

三大模試と言えば、駿台、代ゼミ、河合ですが、色合いがシャープでカッコいいのはやはり駿台模試だと思います。
夏休み中の模試は、受験生にとってはかなり大切で、このあたりで自分の志望校がどのへんなのかなんとなく分かってきます。そんな夏休み期間中の駿台模試の3時間目、国語を解いていた時の話です。
マーク式の国語のコツは後半にある古文、漢文といった知識問題を先にすることで、現代文を後でゆっくり解くことです。マーク式現代文の恐ろしいところは、回答がこれだと思っても今一つ確証が持てない時があることです。しかも一問で7点くらいあるので外すと志望校一個変わるくらいのダメージ。回答に確証が持てない時の恐怖は受験生なら誰しも共感できるでしょう。その時も、確証の持てない回答があり、私は悶々としていました。その時、ふとポケットに手を突っ込むと10円玉が…。私は監督官の目を盗み、10円玉を机の上に出しました。そして心の中でつぶやきました。「こっくりさん、こっくりさん…」。こっくりさんの科学的種明かしは色々通説があるのですが、なにはともあれ、10円玉はピクピクと回答②に移動しました。
問題が起こったのは、国語のあとの4時間目、世界史の時です。試験開始と同時に私は、信じられない眠気に襲われました。大切な夏休み期間の模試と言うことは重々承知です。ですが、私はこの病的な眠気に勝てず、とうとう世界史を丸々1本寝てすごしてしまったのです。

以来、駿台模試を見るたびにその時のことを思い出します。

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