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承認欲求の恐ろしさ

承認欲求は恐ろしい。
人から注目されたい、自分を見てもらいたいと強く願うあまり、不適切な行動をしてしまう。数多くある炎上動画もそうだ。誰かが困ったり、迷惑になったり、倫理的な観点を欠如しているのに気づかない。バズりたい、という欲求は多くの人が持つものである。注目を浴びて人気になりたい、認めてもらいたい。自分に興味を持ってもらいたい。それ自体は悪いことではないが、飲み込まれすぎると大事なものを見失ってしまう。
SNSが主流の現代では、デジタルタトゥーをなくすのは難しい。

いわゆるバズるものとは、分かりやすく単純で真似するのが容易だったり、反対に真似することが難しいほどの優れたものだったり、写真映えするものであったり、強い口調で大げさに表現するようなネットのミームに乗っかったものや、元々名の知れた人のものであったりする。
特に、強い口調で大げさに表現する、というものはよく見かける。誇張表現そのものを楽しむものなのかもしれないが、とにかくインパクトに残るような語彙を選んで、表現している。
本来のものとはかけ離れていくように感じている。
カメラアプリで画像を加工してきれいに見せるように、言葉も加工して、本来のものよりも優れているように見せている印象だ。

いいねの数やフォロワー、RTの数など数字で分かりやすく評価をされるシステムは、一歩間違えれば沼にはまりやすい。
好きで始めたことが、いつの間にかバズるためのものに無意識のうちにシフトしていくのだ。


「自分を表現する事」の手段のひとつとしてこのnoteを始めたわけだが、
好きで始めたのに、いつの間にか数字を追い求めてしまい、本来表現したいものとかけ離れていることに気が付いたら。

その時は筆を折ろうと思う。

できるだけそうならないよう、承認欲求の恐ろしさを常に頭に入れておきたい。

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