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左利きが少ない理由

今回は利き手の話。

少し前にテレビで利き手についての特集番組を見た。
どうして右利き・左利き、という利き側が発生(?)するのか、とか。
弱肉強食を生き抜く自然界には、利き側によって生死を左右することがある、とか、色々難しいことを言っていたが・・・。

わたしが一番興味を持った話は、人間の利き手は全世界的に1対9の比率で右利きが多いということ。
で、その番組の中で、元々生まれた時は右利きと左利きは半々だったのが、道具などへの対応のために右利きが多くなっているのではとの説が出ていたこと。

これに私も大きく賛同! だって私がそうだから。
母親から、まだ箸も持てない頃にスプーンを持たせると左手に持ってしまうので、「スプーンは右手に持つんだよ。」と言って矯正させたという話をよく聞いていたのだ。
今はそうでもないらしいが、昔は子供の頃に左利きではないかと思われると右利きに矯正されることが多かったそうだ。

なので、箸や鉛筆・ハサミなど、主に右利き用に出来ている道具は右手で使う事が出来るが、よく考えてみるとどちらの手でも使える道具は左手で使う事が多い。

たとえば、歯磨きする時の歯ブラシは左手で持つし、化粧をする時のスポンジも左手。でも、アイシャドーなんかは右目は右手、左目は左手なんてことも出来る(笑)。
ヘアーブラシも左手で、ヘアピンやバレッタなんかも左手でしか付けられないので、左右対称のデザインのモノしか付けられないのがちょっと困るところ(逆さまに付いてしまうから)。
あとはカップを持つ手とか、卵を割る時なんかまでほとんどが左手。
そういう人って、他にもいるんじゃないだろうか。

あと、番組の中でスポーツ選手の話もしていたが、通常は1対9の割合なのにスポーツ選手、特に対戦型のスポーツでは左利きの率が高くなるそう。
これは私の考えなのだが、右利きの人が多いので、優位になるために左利きに矯正する人もいるためではないかな。
私もテニスを長年やっていたので、ボールの回転の掛かり方が右利きと左利きでは反対になるので、左利きの人が有利なのをさんざん見て来たし。

前回の味の好みもそうだが、生物の不思議って色々興味深いね。
ちなみに利き手の話になったら、私は「両利きです。」って答えている。
だって、右利きよりも左利きよりも、両利きってなんかカッコよく聞こえない?(笑)





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