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詩「スローリィ」


花の盛りを通り過ぎ
お互いを静かに見つめ合い
胸に灯火がともる
季節の移ろいと共に

ゆっくり時間を肌で感じて
最期を意識するのには
まだ
はやい

スローリィ
スローリィ
ゆったりとしたステップで
もう一度…
景色も
ゆっくりとくるくるまわる
優しい眼差しのあなたと

スローリィ
スローリィ
二人だけの日々を抱いて
生命いのちの鼓動を刻んで
私達だけの独特な特別なリズムで

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