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詩「自転車」


このペダルを漕げば
私の気合い次第で
どこまでも
どこまでも
遠くへ行けると信じていた
坂を下れば

風とひとつになる

道すがら
人に助けて貰った優しさが
タイヤと一緒に
くるくる回る
絶え間ない人の想いが
強い
強い原動力となる

風を切って
前へ
進め


まるごと
自分自身を好きになって
ぐんぐん
加速していくの

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