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詩「待ち合わせ」


遥か遠くに聞こえるのは
あの途方もなく感じる
保障されていない
時の重みだけで

針が1回転する間に
私は 何度 心の中で
あなたの名を呼んだのだろう?
私は 何度
行き過ぎるだけの男を
あなたの姿に映し変えたのだろうか?

時の中
ぐるぐると
あなたが行ったり来たりしている途中
私は そこに縛り付けられたまま
その場から動く事は出来なかった

まだ
あなたの影が来るのを
信じていたから

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