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#22 なぜ離婚したのだろう?

離婚して、よくよく考えたことがある
なぜ離婚したのだろう。なぜ離婚になったのだろう。なぜ、なぜ、なぜ。相手のあることだから、離婚に至るまでに、元夫にたびたび話をして、気持ちや思いを聞いた。でも、どうしてか、人の気持ちは移ろってしまうのだろう。

【育児に専念していた頃の私】
出産、育児、退職、専業主婦
あの頃の私は、元夫が外で働いている分、家の中のことは全て自分でしなければいけない、弱音をはいちゃいけない、頼っちゃいけない、と思っていた。
育児・家事=私の課せられた仕事、と本気で思っていた。
だから、一生懸命できることを模索して、全エネルギーを費やして子供達を育てていた。
そんな過去のことを思い出してみる。

【里帰り出産を選んだ】
私は子供二人を里帰り出産した。手のかかる1〜2ヶ月を実家で過ごした。実家にいるときに、肝心の元夫は何をしていたのか?ただ、眠り、起きてご飯を食べ、ゲームを片手に過ごしていた。

次男が生まれた時には、長男がベッドで寝ているのを置いて、外出してしまう。起きてなく長男をボロボロの体でおんぶしていた。
(もちろん、面倒を一緒に見ることもあった。でも、振り返るとそれはサポート、だった。当事者ではなかったのかな。それが、一番後悔していることだし、悔しいし、もっともっと頼っていたら結果は違ったのかなと思う時もある。)

【仕事と家庭は天秤でははかれないけれど】
働くことがそんなに偉いのか?家族を持つってことは、仕事よりも大切なものだと思っていた。それが、元夫にはその覚悟や気持ちがなかったのだろう、とも思う。いや、互いに若くて、元夫も仕事を頑張らねば。一人で家族を養わなければ、の重積で辛かったのかもしれない。(そうであって欲しい)


【私のなりたいものは】
女の人は、扶養される、助けられる、弱い存在でいてはない。働くことが好きでも、働きたい気持ちがあっても、出産や子育てを理由に働くことができない、制限しなければいけない時がある。

女性の、お母さんの、力になれるような人になりたい、と思う。

小さい頃から、私は「凛とした人」「自律した人」になりたかった。そして、今、なれていると思う。これからも、しなやかな柳のように、でもブレない芯のある人に、なりたい。

過去と他人は変えられない。
未来と自分を変えられる。
起こった事実は変えられない。でも、負けず嫌いの性格だから(笑)転んでもただでは起き上がりたくない。苦しい経験をした分、そこからいろんなことを得て、ひとまわりもふたまわりも、魅力のある人になりたい。いやなってやるんだ!と思う。途中で挫けてしまったら、そこで失敗になるかもしれない。でも、成功するまで、自分が幸せになるまで、もがき続ければ、それはきっと、途中の懐かしい思い出の一コマにできる。
今、息子たち2人と猫さん2匹との生活は、忙しく、慌ただしいこともあるが、とても穏やかで幸せだ。この幸せを存分に感じながら、今日も笑っていきたい。

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