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ことぶきの一人暮らし02

障害支援区分について

両親の高齢化や支援してくれる家族がいないことから、今のうちに将来のことを考え、一人暮らしに挑戦しようと思いました。
私の障害状況では、一人暮らしをするのにヘルパーさん等に支援してもらわないと出来ないことがほとんどなので、「重度訪問介護」という福祉サービスを受けようと思いました。

重度訪問介護とは?

重度の肢体不自由または重度の知的障害もしくは精神障害があり常に介護を必要とする方に対して、ホームヘルパーが自宅を訪問し、入浴、排せつ、食事などの介護、調理、洗濯、掃除などの家事、生活等に関する相談や助言など、生活全般にわたる援助や外出時における移動中の介護を総合的に行います。
このサービスでは、生活全般について介護サービスを手厚く提供することで、常に介護が必要な重い障害がある方でも、在宅での生活が続けられるように支援します。

この「重度訪問介護」サービスを受けるには、住所(一人暮らしをする住宅の住所)のある市町村から障害支援区分認定を受ける必要があります。

障害支援区分とは、障害者総合支援法におけるサービス利用申請に対する支給を障害や心身の状態などにより必要な支援を1~6段階に分けた区分です。
障害状況によって、区分も違ってきます。

難しい説明になっておりますが、一人暮らしするのに、ヘルパーさんに1日何時間支援に入ってもらえるのか、市町村から支給時間が決定されます。
区分が高ければ高いほど、1日に支援して頂ける時間が増えるということです。

私の場合、一人暮らしを始める前は実家で「居宅介護」の福祉サービスを利用し、お風呂等に入れてもらっていたので、「障害支援区分5」でした。
しかし、区分6にしたら、1日に支援して頂ける時間が増えるので、主治医に出来ないことをしっかり伝え意見書を書いてもらい、相談支援員に申請書を作成してもらい、市町村に区分変更の書類を提出しました。

相談支援専門員

障害のある人が自立した日常生活や社会生活を送ることができるよう、全般的な相談支援を行う専門員のことです。

私には、相談支援専門員がいたので、一人暮らしのことや、区分変更について相談しながら決めていきました。

区分については、なんとか区分6に変更することが出来ました。

こんな障害状況の私も一人暮らしが出来ました!!
皆さん、挑戦することを諦めないで!

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