限定されたパフォーマンス　/「カワムラとは何か？」あるいは「なんらかの儀式」あるいは「日常的な相談」

限定されたパフォーマンス　/「カワムラとは何か？」あるいは「なんらかの儀式」あるいは「日常的な相談」

パフォーマンス詳細: 内容非公開

パフォーマンスが実施された時: 2020年5月12日から2020年5月22日のいずれかの瞬間。

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「カワムラとは何か？」として

・自分自身について自分自身で語るプロジェクト「カワムラとは何か？」。コロナウィルスの影響により1ヵ月以上家の中で過ごす生活を余儀なくされる中、その時間を自分自身と向き合う時間に集中させ、部屋にこもり自問自答を繰り返した。

その自問自答で導きだした答えを限定された他者に限定的にパフォーマンスされた。

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「ある儀式として」

・5月という月は私が生まれ、そして「死」を経験した月である。５月12日からの5月22日までの生から死までの10日間。私は10日間の間にある「儀式」を行なった。

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「日常的な相談」

・僕は人生の節目によくこれまでの生き方について整理をします。乗り越えた傷の傷痕を確かめて、それがどういったことであったか振り返る。それを行うことでこれからどう生きていくのかぼんやりと考える。そうしたことを定期的にしています。今回はまだ手がつけられていなかったトラウマと思われる領域に向き合い、自分なりの答えを出すことにしました。これまでは自己完結的に、勝手てやっていたことを信頼出来る誰かに話すことにしました。「話す」という行為によって自分なりの答えを身体に刻み込む為にです。

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これは、パフォーマンス作品あるいは限定的な参加型作品であり、ある儀式であり、単なる個人的な人生相談あり、そのどれでもあり、そのどれでもない一連のプロセスである。それらは分けることが出来ない、削ぎ落とすことの出来ないものである。が故に、その行為を価値付ける「質」もまた不確定的で限定的である。