静かなる対立

政治家はいつだってそうだと。思う
しかし普通そうじゃ無いか?

ヒエラルキーや差異

あって当然じゃ無いか?

そのヒエラルキーの中で幾つ言葉を言えるか?
そこは関係なくて。

鳥が上を飛び交う

ページを読み返すと全く字が見えない
どうしたんだ…
もう一度鳥たちを見上げる

斜め下の階段で憩う鳥たち
ぼんやりと見える

ぼっさりした頭に

飛び込んできたのは、日刊新聞のどうでもいい色合い

ああどうしたのだろう。言葉や身近にあって普通のものの輪郭がまったく掴めないのだ…


とりあえずコーヒーだ
とコーヒーショップに入りぎわ、思い切り扉を蹴飛ばし、倒れ込む

大丈夫ですか!

ああ。そうですね。エスプレッソ仕立てのモカで

何事もなかったかのように
取り繕う他者そして、自ら…私?!

そこで脳天が焼けた

気づくと女が見下ろすベッドにいて。女は丁寧に頭のお冷やをとった。
女はどこか着物臭かった。

ぼんやりとしている以上

意味がわからない


女はいう

会ったことあるの知らないでしょ

わたしは首を傾げた。

だって知ってたからたすけたんだろ。…

名前がわからない

おかしいなと思い周りを弄ると
ああ、財布は紐付きで煙管が転がり、
横脇にわたしの?!着物が転がっているじゃ無いか?!
お前…何かしただろう!!
と女に食ってかかってしまったわたし。

いいえ。あなたはダンナですよ…

そこでぼんやりした世界が消えた。

そして同じ女が目の前で日記を付けていた。
今日は2023年11月14日だ。

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