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OCTAVICE Season8 GRADE1 Day1観戦記事


大会概要


世界との戦いを見据えた日本チームの強化・応援の気持ちを込めて』開催されているTPPリーグOCTAVICE。スマートフォン限定リーグで公式大会でも鳴らしに鳴らしたチームたちが集結しリーグの頂を目指します。



Season8が開幕

7月2日に各グレードSeason8のDay1開幕しました。PMJLが終わりOCTAVICEからの出場しPMCLに駒を進めたチームも数多く参戦!今回はGrade1の試合の模様をお届けして参ります!

まずはDay1の結果から。

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#1.PHALANX
#2.REJECT ACADEMY
#3.STYLE

PHALANXが2位のREJECT ACADEMYに20pt差以上つけて1位を獲得、さらに2位と3位も20pt差近く開きSTYLEが3位という結果に。

またTOP10 FRAGGERSの上位5人はPHALANXとREJECT ACADEMYが独占する結果となりました。

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気になる試合内容

 Day1の見どころとして、各チームのフィジカルの強さがまず注目点だったと言えます。ErangelやSanhokでは遮蔽の少ない、獲得できるポジションが限られている安全地帯が目立ったDay1で上々の成績を収めたPHALANXやREJECT ACADEMYは、厳しいポジショニングからのファイトへの踏み出しが他チームより上手で優れていた。という、テクニックの面や人数有利の獲得や射線の通しを意識したチームとしての揺るがないフィジカルがあったという特徴をまず挙げる事ができます。その辺りを踏まえ、詳しく見ていきましょう。

1戦目Erangelの安全地帯は畑へ

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 苦しく人数不利を強いられ自分たちのテリトリーが築けず画面右下でまばらに固まるチーム達に対しこの後車両で画面奥側を抑えるPHALANXや画面左外にいるREJECT ACADEMYは自分らの車両やスモークを展開しきっちりとポジションを広く展開、STYLEも一見苦しそうに見える倉庫壁面に身を寄せますが、ここに2人という人数で入ってきたのが残りチーム数12の時でこの時既に5チーム分耐久し。さらには最後の2チームまで残ることとなります。


 ポジションに対するこだわりと人数に応じたポジションの重要性が如実に現れた1戦目でドン勝を獲得したのはPHALANX。2戦目のSanhokではさらにプレッシャーの重要性について考えさせられる展開となりました。

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 東側ではREJECT ACADEMYが早くから川沿いの家屋を抑え東の島からの侵入に目を光らせクロージングで南部をカット。一方北部は強気に乗り出し囲い込みによって他チームを圧殺したPHALANXが一掃。西部では4チームでの森林の混戦を見事な縦スプリットを利用してお互いにカバーラインを引き続けたMAKING THE ROADが制し結果REJECT ACADEMYPHALANXMAKING THE ROAD三つ巴となり、最終局面へ。ラストはMAKING THE ROADがドン勝獲得となりました。

 Sanhokでモノをいった動きをとったのは上記三つ巴チームの安全地帯を有利に使ったプレッシャーの掛け方、クロージングです。安全地帯を背負った敵に対し、チームは広くポジショニングし、苦しいチーム達に的確にダメージを出していくことによって相手を窒息させる動きが鍵を握る結果となりました。

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(PHALNXのDDrに対する積極的な撃ち込み。)

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(一人で家屋を守り切り、セーフゾーン外の敵を締め切って単独4キルを得たNanokuni選手)

また集大成となった。一番ポジションと立ち回りが重要とされるMiramarではREJECT ACADEMYがドン勝。

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 終盤のポジショニングは画像の通りとなっており、各チームスペースに余裕を持ちながら広く展開し機を伺っていました。PHALANXが1番の高所を確保しており、人数がやや薄めのSTYLEは安全地帯際で様子を伺いながら生存の判断、Enchanteは後方に1人残し、REJECT ACADEMYの前の起伏にポジションを移し、ASA TEAM JAPANは画面奥からの進行を開始しています。

ゲームが動いたのはPHALANX vs ASA TEAM Japanの開戦からでした。高所の取り合いで両チームがダウンを取り合っている最中、瞬く間にEnchanteをREJECT ACADEMYが殲滅。そして長引いているPHALANXとASA TEAM JAPANのファイトの情報を取れる全チームの中心に位置していたNagon選手がSTYLEもカット。

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 さらにPHALANXがとっていたポジションにREJECT ACADEMYが抑えることによって一気に高所を確保、Nagonが再展開し広くカバーラインを引くことによってそのままASA TEAM JAPAN、残りのSTYLEを落とし切る、カバーと制圧、ポジションの確保全て揃ったムーブで3戦目Miramarのドン勝を獲得しました。

終わりに


 1ヶ月間開催されるOCTAVICEでいきなり本調子を出してきたPHALANXとREJECT ACADEMYの今後の動向に注目すると共に、個性派のチームが揃う中で持ち味を生かしきれなかったチームが多いように感じられたDay1でした。ポジションを起点としたキツいプレッシャーの掛け方やグレネードを生かした前の出方が上位チームの中でテンプレ化してる中で、対抗でき得る力か、策を持たないと中々にしんどいと言わざるを得ません。
9日開催のDay2ではぜひ多くのチームが個性で殴りかかり、王道派のチームを振り回す展開に期待します。

参考


OCTAVICE Twitter https://twitter.com/pubgmoctavice
YouTube配信https://youtu.be/OTttPLhshx0

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