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Ak Scrim Season3 Data

いよいよPMCLを明日に控えた2021年11月5日(金)。

よりPMCL参加チームの事を知ってほしいと思い、Ak Scrim Season3のデータを見返したいと思います。

Sanhok

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参加回数が1つ少ないものの、Sanhokで最もポイントを稼いだのはFENNNEL
キル平均8キルというかなり高いファイト能力に加え平均順位が3.86となっており、このマップを得意としている事が窺えます。
特に終盤のあきかん選手の動きは秀逸。

次いでPHALANX。Sanhokを苦手としていながらも高い水準を保っているのは流石。とにもかくにも生存能力が凄い。

続いてAkやREJECT ACADEMY。Akは高い火力活かしてキルアベレージはFENNELに次ぐ5.88。ただドン勝が取れていないという状況。
RCAはドン勝率25%という数字を叩き出しているものの、キルアベレージを見ると彼らの持ち味のキル能力が生かし切れていないようにも見えます。
この辺はSanhokというマップの難しさの影響が出ているかと思います。

Miramar

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PHALANXがドン勝率33%という驚異の数字を叩き出しており、いかにこのマップを得意としているのかが分かります。
広いマップであるがゆえに移動距離が多くなるMiramarはその移動中を狙われる事が多く、ムーブIQが求められる戦いにおいてSharu選手のオーダー力が輝いている結果となっています。

次ぐSBI e-Sportsは平均順位でPHALANXを上回っており、初動でほぼ必ずと言っていいほどGaillardiaとランドマーク被りが発生するものの、そこからの機転やポジション取り等、SBI独特の理論で常に高い順位を保っています。
あと、たまに出る独創的な個人技も面白いチームです。

続くSTYLEはキルアベレージがPHALANXに次いでおり、順位点を十分にカバーできる戦闘能力が垣間見えます。ぱんちゃんさんの記事でも書かれていましたが、「フィジカルが強い」という印象のチームだったのに加え、Shimon選手のオーダーが刺さる場面も多々あり、更に昇華したチームになった気がします。

Erangel

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PUBGと言えばエランゲル。
このメインマップはPHALANXとSTYLEが同ポイントで分け合うカタチとなりました。
ドン勝数はPHALANXが一つ多いものの、STYLEはキル能力でそれをカバーしており、ほぼ差が無いと言ってもいいと思います。
空路が南側に寄った際、南島に降りるチームがこの2チームで、そのチームが同ポイントでトップというのもユニークです。

次ぐAkは他マップに比べキルアベレージが低く、平均順位が高いという結果に。ある意味において全チームのムーブやポジションが既に確立されているマップではあるので、無理なファイトするよりもチャンスを確実にものにするという意識の結果のような気がします。
ファイト重視が特徴のチームがこのような数字になるのは個人的に面白いなと思いました。

続いてREJECT ACADEMY。こちらはミラマーのPHALANX同様にドン勝率33%を叩き出しています。最もバランスの取れたマップでこの強さを発揮出来ているのは、それだけこのチームの能力の高さを表しているでしょう。
平均順位が低く、上手くいかない場面もあったりしますがガツンと刺さった時は誰にも止められない勢いがあります。

TOTAL

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ここまでマップ毎に振り返り、では総合はどうかと言えば、PHALANXが圧倒的トップ。平均順位、平均キル数、ドン勝率、全てにおいてPHALANXが上回っています。特にTakely選手Sharu選手のキル数は常に高く、ファイト場面の強さや機を窺う能力はズバ抜けたものがあります。さらに全体を掌握したムーブとオーダーの瞬発的な判断力が加わっており、もはや一つの作品と言っても過言ではないぐらい完成されたチームです。

続く
REJECT ACADEMY
FENNEL
STYLE
Ak
この4チームがポイント的には同率圏内におり、数字で見てもその差はかなり微差です。REJECT ACADEMYがドン勝数では大きく上回っており、その結果も伴ってこのシーズンでは2番手という位置でした。
ただ、試合を見てる限りではどこが勝ってもおかしくないと言えるぐらいパワーバランスとしては僅差です。PMCL本番においてはほんのわずかなミスが命取りになる、かなり高い精度のチーム力が問われであろうという感想でした。

勿論、ここに名前を挙げなかったチームも高い能力を持っています。数字で見るとこのような結果でしたが、一つ一つの場面を見れば上記チームを上回る場面も多々あります。どのチームもとても素晴らしいチームばかりです。


というわけでAk Scrim Season3をデータを見ながら振り返ってみました。
こうして並べて見ると、普段は気付かない点があり個人的にも面白い作業でした。
偉そうな事を言える立場ではありませんが、3ヵ月に渡るAk Scrimを観戦し、それらを通して各チームの成長というのを確実に感じた期間だったと思います。そこには努力や想い。チームや選手は勿論、関係者や応援してくださる方々の期待と応援が重なっているんだなと思いながら見続け、その場面を見れている事に感謝しつつ幸せな気持ちでした。
少しでもAk Scrimが各チームのお役に立てていたなら嬉しいです。

そしてこの場を一緒に作ってくれたAkマネージャーのちゃかさんにはこの上ない感謝をお送りしたいです。集計や配信お手伝いしてくれたもんてぃーぬさんにも最大限の感謝を。
その他実況をしてくださった方やユニスマ運営を支えてくれたスタッフの皆、配信で応援コメントをくださった方など、感謝してもしきれません。この場を借りてありがとうございますと申し上げてさせて頂きます。

繰り返しになりますが、いよいよ明日からPMCL本番!
どのチームも悔いのないよう精一杯頑張ってください!!!
全チームWIN!!!

北極

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