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『グラン・ローヴァ物語』⑤ 己の手にした力を知れば、人は必ず変わる

グラン・ローヴァ物語で最も好きな言葉

グラン・ローヴァ物語は、とにかく紡がれる言葉が美しく、名言が多い作品だと思います。

今回は、その中でも僕が特に好きな言葉が以下の言葉です。

「己の手にした力を知れば、人は必ず変わる」

この言葉は僕の中でも特に大切だと思う言葉です。作中では、この言葉の前にいくつかの言葉が連なっており、ネガティブな印象を与える言葉です。

しかしこの言葉は、ポジティブにもネガティブにも、どちらの意味としても捉えることができる言葉だと思います。

なぜならば、「自分を変えたい」と思ったのであれば、「自分の力」を知れば良いからです。

もちろん、自分自身の本当の力量を知ることは、怖いと思う人もいるかと思います。しかし、ここで言う「力」とは、何も今持っている力だけではありません。

「自分自身が手にしている可能性」を知ることができれば、人は変わると思います。

力を知ることよりも大切なのは、「力量を知った後は、必ず良い方向へ向けて努力をする」と決めておくことだと思います。

可能性があるからこそ大切となる「倫理観」

グラン・ローヴァ物語の主題ではありますが、すべての人には大きな可能性があります。

その大きな可能性に気がついたとき、人は変わります。

だからこそ、僕が最も大切だと思っているのは、倫理観です。

手にした力の振り回されず、世の中に貢献するためにも、しっかりとした倫理観を持つことが、これからの社会ではより大切になると思います。

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