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【続いてる写経 860日め】〜痛恨のミスと傑作映画

今年の夏は、わが子が受験生というのもあり、家族での旅行は1泊2日の箱根の旅となりました。
新宿からロマンスカーで1時間半という気軽さと、土地勘があるので気楽な旅。

と思っていたら、荷物に油断があったのでした。
なんと、なんと、「写経セット」が旅行バッグに入っていなかったのです!

箱根なのでコンビニあればノートは買えると気楽に構え、ホテル近くのコンビニいったら、なぜかノートだけ売り切れ…。汗。

今回の宿泊先はちょっとラグジュアリーな外資系ホテルだったのですが、なぜか部屋にメモ帳や便箋、ボールペンの類が備え付けられてませんでした…。汗。
結局フロントに頼んで、便箋数枚とボールペンを持ってきてもらってことなきを得ました。

夏疲れでたるんでいたのもありますが、最初に入れたと思っていたのになあ…。

旅というのは日常から離れるものなので、写経が組み込まれている日常を、忘れたかったんですかね〜。苦笑。

今回宿泊したホテルは筆記用具を全く置いてないのもあり、ライティングデスク的なものもなく、書くのに苦労しました。

けれども非日常感のある内装に広々したベッド、ほのかなリネンの香りに包まれ、寝っ転がりながらアマプラ観てると、アジアのリゾートとか海外に行った気分になりました。

ちなみに鑑賞したのは、どんでん返しがスゴイ系で探し当てたタイ映画、『バッド・ジーニアス 危険な天才たち』。

これは実際の中国で起こった大規模なカンニング事件を元に作られたフィクションです。

超優秀な奨学生のリンは、定期試験で友人のグレースにちょっと”手助け”したことから、お金はあるけど頭脳が足りなさげなグレースの彼氏パットなどクラスメイトたちを、試験で”手助け”し、ビジネスをすることに。

超優秀とは言え、あまり家庭が裕福ではないリンは、カンニングの手助けでお金が入ることに、罪悪感を感じつつものめり込んでいきます。

ですが、もう一人の奨学生バンクがカンニングを暴き、リン達は崖っぷちに追いやられます。一度は手を引こうとしたものの、グレースやパットから世界各国で行われる大学統一入試試験STICにどうしても受かりたいと泣きつかれ、引き受けることに。

ただその試験には、どうしてももう一人優秀な人物、バンクの協力が必要だったのです…。
真面目なバンクをカンニング仲間に引き入れるために、取られた手段はいかに。さらにSTIC現場でのカンニングの手法など、最後までドキドキハラハラ。結末が読みきれない、かなり面白かったです!

また、貧富の差で犯罪に手を染めてしまう心理、また試験さえ受かればいいと考える安易さ、学力と貧富の差について考えさせられる内容でした。

どこの国も受験生は大変よね…。



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