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【続いてる写経 916日め】〜護摩行もいろいろある、お寺事情もいろいろある…

今回の高野山で宿泊した清浄心院さんの護摩行。
ここの護摩行は13時から開始。宿泊者に特典としてお札が一枚進呈され、これをお焚き上げいただけるというわけ。

言ってみればこの護摩行が、清浄心院さんのメインアクティビティ。
(写経や阿字観はやってない)
真新しいお堂でどんな護摩行が行われるのかしらん?

ちなみに朝のお勤めに参加したところ、若いお坊さんと、ベテランお坊さん2名で読経。終わったあと若いお坊さんが、堂内の仏像やお祀りしている御位牌の説明などをしてくださりました。

しかしながら、護摩行はベテランお坊さんが一人。他にはサポートの職員らしき人が3名。とにかくでかい割には僧侶が少ないこのお寺。不思議。

ここ護摩は般若心経のあと、不動明王のマントラをひたすら読み上げるのでございます。後半になるとお坊さんが疲れてきているのか、係の人が頑張っている…。

そう、とにかく長いのです。。せいぜい1時間くらいかと思ったら、まるで終わる気配なし。50分ほど経過して、お札を持っている人は前に案内され、お札を自ら投げ込みご祈願できました。

この参列者の祈願のあと、火も落ち着き始めてやっと終わりかと思ったら、左側にある大太鼓にお坊さんが移動。
今度は太鼓を打ち鳴らしマントラを唱え始めたのでした。力強い打ちかたでうまいのだけど、うーん、いつ終わるんかいな?

ようやく太鼓打つのも疲れたのか、今度は一人ずつお祓い。幸い10人くらいしかいなかったのでさっさと終わったのだけれど…。

で、このお坊さんこの8月から狩場明神様を主にお祀りする役割で、鹿児島から招聘され、清浄心院の住職、池口恵観氏の息子さんだそう。

それを聞いたとたんに、なんだか生臭いものを感じてしまったのでした。
お坊さんに息子がいるってことはさ、まあ妻を娶っているわけで、うんということは…とか色々。
現代の仏教界はほとんど世襲性で、僧侶の妻帯はもはや公認ではあるけれど、なんかここの住職のオレスゲーアピール感と、お寺の雰囲気が生臭さを色々感じさせたのよねえ。(あくまでも主観ですけど)

さておき、この護摩行は長過ぎる!!!延べ1時間20分ほどでした。
雨が降ってなかったらさっさと退散したのになあ、とちょっと後悔。

最後に立ち寄ったのは、奥の院入口近くの法徳堂さん。
noteに毎日高野山のお天気を投稿されているのです。ここでのオリジナル商品がコレ。空海さんの「三十帖冊子」の文字をデザインした「空」エコバッグ。


おまけに、これをいただきました。3本の松ですよ。
なかなか探しても入手できないやつです!

珍しい三本足

最後の最後に幸運に恵まれ、嬉しさを胸に高速バスを利用し京都へ戻りました。京都直通の高速バス、楽ちんでいいですね。
途中道の駅に立ち寄ってくれるので、そこで和歌山土産もゲットできます。

追記:清浄心院の池口恵観氏をググったら、とんでもなく今渦中の人だった。安倍総理のアドバイザーとかだったのね…。しかも清浄心院も、とても書きたくない話が色々出てくる。
あー、もうありがとう、ネタたくさんくれて。

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