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【続いてる写経 791日め】〜暇つぶしにつぶされる日々

わが子の体育大会で、ひさびさにママ友と会話しました。
同級生以外に下も2人いるママ。
下の子たちは観にこないの?と尋ねたところ、
「ネフリ観るからいいって言われたの…」との返答。

Netflixでは『妖怪ウォッチ』、『クレヨンしんちゃん』などを観て、それに飽きたらアマプラで他のものをみて、飽きるとゲームとなるのだそうです。

「家居るのが好きで、ちっとも外で遊ばない」と嘆いていました。

エンタメのエンドレスループ。もう仕方ないですよね…。
家の中で楽しめるものが多過ぎるのです。

わが家もアマプラ入ってますから、家族で仲良く『SPY×FAMILY』を観て、さらに『ジョジョ』観て…。
それから各自好きなもの観てたりしますからね…。

世の中にある、エンタメコンテンツの量はどんどん蓄積される一方。
映画だって、1960年代からの名作だけでも、もう60年分はあるんですよ。

それに加えてテレビドラマだ、アニメだ、配信会社のオリジナルドラマだ、話題作だけでも全部観る時間なんぞ、一生かかってもあり得ないなあと思ってしまいます。

世の中、個人の可処分時間に対して、観たいもののほかにも、やりたいことや、知りたいことがたくさんあり過ぎです。

そうなると、流行りもののエッセンスだけ知りたいってニーズは高まります。

10分で名作がわかる要約本、話題作の解説動画、ファスト映画が流行るのは当然のこと。
手軽に内容を知って、さらに時間投下価値がありそうなら改めて観る。
極めて当然の成り行きです。

また、今の子どもたちは、抑えたいエンタメだけでなく、学校で学ぶ量も昔よりもどんどん増えています。
例えば歴史では、昭和や平成も”歴史”に入ってます。
冷戦終結とか、バブル経済とか、現在に続く重要なことは、当然知っていなければいけないのです。

小学生では英語もプログラミングも必修です。

日々新しいコトやモノは増えていく。
学ばなければならないことも並行して増えていく。
さらにメタバースとかさらに違う世界も用意されているって、本当にソレ必要なんですかね?

暇つぶしって言葉は死語になるのではないか、と思えるくらい、
暇なんかない、状態。

自分も老後に暇になったら読みたい本とか、観たい映画とか、これからどんどん蓄積されていくのでしょうけど。

本当に「ヒマ〜っ」て言える時は、一生ないような気がしますね。

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