【続いてる写経 1007日め】〜宗教家による神社案内を読んでみた
東京・西荻窪は新興宗教のメッカでもあるようで、結構いろんな団体がいます。
有名なのは、”縄文太郎”とかおかしなキャラクターの広告で有名な予備校、”みすず学●”の団体。
先日大宮八幡宮について書いていた時に、その団体の代表者である深見東州氏が書いた本、『全国の開運神社案内』の引用があり、内容に興味を持ち図書館で借りてみました。
前書きには、
と、とても”真っ当”なことが書いてあり、なるほどと思いました。
神社って、初詣とか厄除けとか七五三とか、広告は打ちますけどね。
それでも、毎年神社やお寺に初詣にこれだけ人が集まることは、信心深さの違いはあれども、定着していることは、凄いなと思います。
面白いのは、自分が体験した話を書いているところ。
・出雲大社から石や砂を持ち出してはいけないらしく、持ち出した人に砂をどうすべきか相談しようとしたところ、突然地面がグラグラ揺れるような眩暈を感じた
・熊野大社では、宮司さんに「熊野の大神様は時折本当にお出ましになる時に、地響きを立てて出てくることがあります」と言われ、団体での参拝が始まった途端に本当に起きた(実際和歌山が震源地の地震だったらしい)
などなど…。
ホントか〜?
でもこういう話、やっぱりそれなりの格式の神社に行ったらあるかもしれませんけどね。
この深見氏は広告にも現れている通り、”ユーモア”というか”笑い”を大事にしているようなので、これは”笑うところ”でいいかもですね。
気に入ったのは、巻末の神と神社に関する基礎知識のところ。
神話のダイジェスト、神社の変遷と社格、神道の系譜と淵源、強運になるお参り方法など。
めちゃくちゃ簡潔でわかりやすくまとまってる!
ここを一読したら神社と日本の信仰の理解が進みそうです。
ちなみに、開運参拝の極意として紹介されていた内容は、簡単にいうと
・神様に祈り、そして己は実践せよ、でした。
神頼みだけではなく、やることやろうね、です。
リズムの良い文章で書かれているので、固い内容も苦にならない。
やはりこの著者は只者ではないなあ、と思いました。
ちなみに、一度去年このナマ深見氏を西荻窪駅前で目撃したことがあります。目立つ集団がいて、何者?と思ったら、眉毛の太さで誰かわかりました。
写真のままのお姿で、ホントにいる人なんだってびっくりしました。
存在自体が冗談っぽい経歴なんで…。
ワタシが住む杉並区内神社は、大宮八幡宮様のほか、井草八幡宮様の紹介がありました。ここもなかなか空気清涼な大きな神社です。
井草八幡宮様については、
・意欲を八倍化して、接戦となる勝負に勝たせてくださる神である
と書かれていました。
受験生にはぴったりな神社!?
やっぱりここもお参りに行かねば‼️
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