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【続いてる写経 760日め】〜お伊勢様にまつわる”片参り”

伊勢と鳥羽旅行から無事戻りました。
最初が夜行バスなのは、効率いいけどちょっと体力奪われますね。

また、お伊勢様参拝は、一応「正装」がよろしいとのことで、仕事着的なジャケットとパンツで革靴を履いて歩いたので、ちょっと窮屈ではありました。

スーツを着て歩いている人は、すれ違った限り十指に満たなかったと思います。
それだけに「正装で参拝する」と神様目線のエコヒイキ・ポイントとなるのかなあと思います。
ご利益研究の藤本宏人先生もそのようにおっしゃってます。

その他、現地だったり事前に調べている中で、気になったのは「片参り」という単語です。

伊勢神宮エリアでの、外宮と内宮双方お参りするのは抑えたのですが、それ以外にも、色々とあるようです。

中でも、朝熊山にある朝熊岳金剛證寺(あさまだけこんごうしょうじ)

お伊勢様の鬼門を守る重要な位置にあり、
「お伊勢参らば朝熊をかけよ、朝熊かけねば片参り」と伊勢音頭の一節にも唄われており、お伊勢様詣での最後に訪れるべき場所らしいです。

御本尊の「福威智満虚空蔵大菩薩(ふくいちまんこくうぞうだいぼさつ)」は、日本三大虚空蔵菩薩の一つなのだそうです。
ただしご本尊は秘仏で、お伊勢様の遷宮に合わせて一般公開されるのだとか。

ここは通過はしたので、もう少し早く認識していれば、参拝まで組み込めたのですけどね。。
次回は是非とも行ってみたい場所です。

次に、伊勢エリアから離れて、桑名市にある多度大社
「お伊勢参らばお多度もかけよ、お多度かけねば片参り」と言われているのは、お祀りしているのが天照大神の子どもにあたる、天津彦根命が主祭神だからだそうです。

別名「北伊勢大神宮」とついていれば、一緒にお参りしたくなる場所でございます。

三重県から離れ、滋賀県にある多賀大社も、対象のようです。
こちらの御祭神は伊邪那岐命様と伊邪那美命様。天照大神のご両親なので、
「お伊勢参らばお多賀へ参れ、お伊勢お多賀の子でござる」と詠われているのだそうです。

また、猿田彦大神の本宮である椿大神社も、お伊勢様の前に行くべき神社として挙げられてます。

まあ、内宮近くの猿田彦神社様には先に行ったし、、。
ここは良しとしましょう。

それにしても、この「片参り」という言葉は一体いつ生まれたんでしょうかね?

ちょっとマーケティング的な香りがしますね。。


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