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【続いてる写経 944日め】〜学校組織もトップが大事

わが子の高校受験、志望校決めの大詰めの時期。学校見学をできる限り入れています。

今回はとある公立高校。
国際交流などでグローバル人材育成に力をいれているところ。また、”楽しい青春が送れる学校”と評判の一校。制服なしで髪染めやピアスも自由、果たしてどんな学校と生徒がいるのか?楽しみにしていきました。

校門でのお迎えは生徒会関係の子達。式典の際に着用する”なんちゃって制服”をみんな着てました。目についたのは女子のスカート丈。
みんな揃って短〜い!!膝上15〜20cmかな?

説明会までの待ち時間に流れていた、生徒製作のイメージビデオはなかなかの出来栄えで、躍動感溢れるものでした。
パフォーマンス書道の実演もあり、みんな袴姿で楽しそう。
ここまでは青春満喫系のイメージ通り。

なのですが、本番の説明会が始まると、少々怪しくなってきました。

まず校長先生の挨拶。
「本校は国際交流や異文化理解に重きを置きグローバル人材の育成に力を入れてます」(みたいな前置きがあり)

「本校の姿を知ってもらうのは、生徒に語ってもらうのがいちばんだと思いますので、ここからは生徒に代わります」

全く意欲が感じられず、異常に短かい。そして、生徒に丸投ゲーションかい?

そこからは生徒会長の挨拶、1年生の受験体験記などがあり、全国大会に出るという強豪の弓道部の実演もありました。
生徒達がこの学校を好きで、楽しんでいる様子はわかりました。

しかし、ESSが出てきて英語スピーチとなったとき…。ちょっとアレっと。
発音が壊滅的なのです。いわゆる”日本語英語”なのでした。
昔の英会話学校CMの、「ユー ドロップ ザ ハンカチーフ」みたいな。
最近では、通勤電車の車掌さんが仕方なく流す、”とってつけ英語アナウンス”のようでした(たまにすごい上手な人もいるけどね)。

校長の「グローバル人材育成に重き」の姿勢は何処へ?
ESSなのに、これは如何なものかと。
続いて出てきた東京都の留学生に選出された生徒も、英語で一言語ってましたが、同じような”日本語英語”…。これで留学の選抜に通るの?

失礼ながら”通じる英語”とは思えず、この発音が英語の指導で放置されていることに、驚きが隠せません。
少なくとも、この学校の英語教育の何かがマズいことが見透かされます。

終了後に、このガッカリ感はわが子にもあったようで、
「うちのクラスの子たちのほうがよっぽど発音上手」とまで言ってました。

会社でも学校でも、組織はトップが大事ってよく言われますけど、、英語教育も現場丸投げーションのままなのかな、校長。

生徒たちは楽しげではありましたが、うちの子はスカート丈の短さにも、ついていけないようでした。

この学校、ないわ…。

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