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【続いてる写経 1042日め】〜”熱海観光”を楽しめる身体でいたい

前日の雨や雪が嘘のよう。雲一つない快晴の中、まずはホテルから徒歩で来宮神社様へ参拝に。

途中”南無阿弥陀”の立派な石碑のある臨済宗のお寺、温泉寺を通過。そこかしこに意匠が凝らされた素敵なお寺でございました。

入口の仏足石が可愛い、水琴窟もありました

熱海は急坂がとにかくキツいです。軽いとは言え、荷物を持って歩くとだんだんとしんどくなります。
さらには狭い道をタクシーが通過するので、気をつけないと弾かれかねません。運転する側も大変だろうなと思います。

坂を登り切ってたどり着いた、熱海鎮守の杜、来宮神社様
坂の途中に無料Wi-Fi設置の休憩所を設けたり、この神社様”潤ってる”感満載です。カフェや社務所はモダンでキラキラ。
お守りのラインナップもカテゴリー、なんでもあります。神田明神様といい勝負!夜間はご神木のライトアップもやってるそうです。

縁結びの神様ということで、ご参拝者は途切れることなし

この神社のキラキラ感を支えるのは、樹齢2100年を超える大楠のご神木
パワースポットとして全面に打ち出されすぎなのでは?と思っていたら、とんでもなかった、このご神木の目の前に立ったら、存在感に圧倒されました

見ているだけで、手を合わせて拝みたくなるような、生命力みなぎるお姿なのです。ところどころが顔に見えてしまう…。

幹の一部はとぐろを巻くように捻じ曲がっていたり、根の一部は岩と一体化していたり、どれだけの年月がこの形を作り上げてきたのか。とうてい人間のスケールでは慮ることができません。

江戸時代にはこの木を切ろうとしたら、白髪の老人が木を守ろうと現れ、さらには斧が折れたとか。このような見るからに立派な木を切り倒そうなどと、考えるだけでも罰当たりですよ。

どこから見ても物凄く圧倒されるお姿のご神木

さらに注目したいのは、この神社様境内ににある磐座です。
弁天様の境内の下、お稲荷様の境内の入り口にある磐座。この場所が祭祀の場として古代から重要であったことを示していると思われました。
どちらの磐座も神々しさを感じました。

上:來宮稲荷社様付近の磐座、下:弁天様の境内下の磐座

紀元前から続く、祈りの場としての歴史を感じられる貴重な場所でした。
ご神木やこの場を守るために、ずっとキラキラし続けていただきたい!

次はレトロ可愛い来宮駅を過ぎて、次に向かったのは熱海梅園
梅は桜のようには密集して咲かないので、満開の木が連なっていても少々地味ではありますが、ほのかな香りも楽しめて旬を味わうことができました。

空とのコントラストが美しかった

最後は海辺方面へ。途中で、湯治の神様を祀る湯前神社にもお参り、お手水は温泉が噴き出して熱い!!
こちらの楠も立派で、来宮様と同様、ここのご神木にも存在感ありました。

お手水は火傷に注意!

昭和の”レトロ感”を、観光資源として全面に打ち出している熱海。
たどり着いたのは渚町の町名由来にもなったという、コーヒーショップナギサ
コンビニの2Fの海を見渡せるテラス席が人気のよう。でもレトロな1階の入り口がたまりません。ここのコーヒー美味しかった〜。

レトロな文字の看板に注目、海岸沿いは桜咲いてました

海際は新しいホテルがオープンしていたり、建設中も多かったです。
最後に海沿いの通りから、心臓破りの階段と坂道を登り切り熱海駅到着。

帰りの新幹線はグッタリ。。おかしい…。
温泉に癒されにきたはずなのに、なぜだか最後はプチ鍛錬になってしまったのでした。

歳とっても熱海で徒歩観光ができる自分でいたい…。
でも、熱海の老人ホームも風光明媚で素敵そうよね。
うん、いっぱいあったよ…。それもいいかな…。

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