【続いてる写経 774日め】〜銀行レガシーエレジー
山口県自治体の誤送金事件。
誤送金した金額よりも、銀行とのやり取りにフロッピーが使われていたことに驚きました。
フロッピーって、まだ売られていたんですね〜。
しかも、他の自治体や、厚生労働省でも使ってるってのもさらに驚愕です。
フロッピーディスク自体の生産は終了しているにも関わらず、在庫と動く機械がある限り、使用せざるえないらしいです。
機械壊れてからでは遅いのでは❓
ただ、使用ツールの旧態依然よりも、問題の根っこは、自治体の振込データの作成手順にあったようです。
不要な振込データ=誤送金データ、が紛れていたのに、それがノーチェックで通ったところでしょう。
この山口の自治体では不慣れな新人さんの作成した振込データを、ベテランのチェックなしで銀行に出したために起きたようです。
とてもありそうなことだし、やってしまいそうで笑えない、、。
一人経理やってるので、金額チェックはほんと気を遣います。
銀行振込一覧を作る作業も、正しく作成するの、大変なのですよ。
大量にやると、チェックが甘くなるので、
・一気にやらずに、日を変える
・エクセルでの数値をコピぺで金額入れる
(もちろんエクセルが合っていることが前提)
・指先確認する
さらに銀行振込データ作成で難儀なのは、振込先のカタカナ表記です。
日本の銀行振込システムは、名義は
・半角カタカナ
なのに、半角カタカナで振込先記載してくれてる企業って、稀です。
「日本」がつく企業名だと、
ニッポン、ニホンのどちらか分からないこともあります。
わざわざフリガナ欄もつけてるのに、フリガナ書いてくれない人もいます。
ましてや今回のような突発的な個人の振込だと、紙データから手打ちして、確認する作業もあったのかもしれません。
状況を察するに、2名しかいない出納の現場は、かなり混乱してたのではないかと、、
誤送金した人の責任は大きいけど、
個人的には同情しますね、、
余談ながら、外資系企業からは、
振込先の半角カタカナを教えて下さい、
そのままペーストできるように
と頼まれたこともあります。
半角カタカナ、海外からは確かにハードル高い、、
これも全角入れられなかった時代のレガシーですものね。
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