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【続いてる写経 998日め】〜”月の土地”、買ってみる?

月の土地、買う?
夕食時にひょんなことから宇宙の話になり、夫が言ったセリフ。

なんと、月の土地って一般人が購入できるそうなのです。
販売しているのはアメリカのLunar Embassy
という会社です。

ええ?月って誰のものでもないのでは?
そんなものを誰が売れるというのでしょう?

しかし、こちらのサイトによると、ちゃんとした法的根拠に基づいた手続きを経て、販売されているものなのだそうです。

月の土地を販売しているのは、アメリカ人のデニス・ホープ氏。 (現アメリカルナエンバシー社CEO)
同氏は「月は誰のものか?」という疑問を持ち、法律を徹底的に調べました。すると、世界に宇宙に関する法律は1967年に発効した宇宙条約しかないことがわかりました。
この宇宙条約では、国家が所有することを禁止しているが、個人が所有してはならないということは言及されていなかったのです。
この盲点を突いて合法的に月を販売しようと考えた同氏は、1980年にサンフランシスコの行政機関に出頭し所有権の申し立てを行ったところ、正式にこの申し立ては受理されました。
これを受けて同氏は、念のため月の権利宣言書を作成、国連、アメリカ合衆国政府、旧ソビエト連邦にこれを提出。
この宣言書に対しての異議申し立て等が無かった為、LunarEmbassy.LLC(ルナ・エンバシー社:ネバダ州)を設立、
月の土地を販売し、権利書を発行するという「地球圏外の不動産業」を開始しました。

https://www.lunarembassy.jp/より

日本のサイトでは月の土地のみですが、アメリカのサイトのほうでは、月だけではなく、火星、水星、金星の土地、冥王星の鉱物権、地球外パスポートと国籍まで売られているのでした。
(残念ながら、パスポートは現在売り切れのよう)

先ずもって、月の土地は誰のもの?誰のものでもないなら、権利主張しちゃうヨって考えがスケール外。
真面目にそれが通るとは、、80年代にこのスキームを考えついていたことにも驚きました。

実際土地を持っていたからといって、どうにかなるものでもないにせよ、もう惑星の不動産販売スキームは、他の人は真似できないですよね。

そして、この冗談みたいな、権利書。
シャレとして贈り物にはうってつけのような気がします。
話題性は抜群だし、ロマンだけはある。ロマンしか無いけど、そそられる。
実際購入したYouTuberさんたちの動画もたくさん出てきました。

またプライシングもうまいんですよ、飲み会一回分くらい。
なんと土地なのに、2700円からです〜!

もうすぐ結婚記念日なので、夫がワタシに月の土地をくれるかもしれません。


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