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【続いてる写経 1408日め】某銀行にある、最も”高機能”なATM

経理のお仕事として、先月分の所得税の源泉徴収分を翌月10日までに支払う必要があります。

これ、書くのが面倒なんですよね…。この用紙よく書き間違えるし。

今回、講演謝礼のスポット発生分があったのを忘れており、しまった!!と慌てて納付書を書いて銀行窓口へ。

ワタシが利用しているM銀行(※Mと書くと大手都市銀行はほぼMで始まることに気づきました、今回のは緑色の大河女優さんが宣伝してる銀行)には、たいそう便利な”マシーン”が備え付けられているのです。

通常のATMとは異なり、税関係の納付書や、振込用紙をスキャンして読み込んでくれる”マシーン”。
ゆうちょ銀行の振込用紙を挿入できるATMに似てますが、さらに汎用性が広いものです。

この機械は店舗営業時間中でないと利用できないのです。
主に法人向けに作られていて、並んでいるのはお仕事系の人々ばかり。

なのですが、行ってみたらご高齢の女性が”マシーン”の前で格闘してました。どうやら使い方が分かっていらっしゃらないようなのです。

その後ろに法人関係者の男性2名。

銀行クローズ時間が迫る…。
ワタシは果たして今日付で振込できるのかしらん。(汗)

様子を見かねた銀行員さんが、女性に声がけをし、フツーのATMでできますよとそちらにご案内。

よし、あと2名ならば何とか…。

すると次の人も機械に手こずり、諦めて窓口へ。

あと1人。これなら間に合うかな?

すぐ終わるかと思ったら、この人も何やら機械に手こずり、銀行員さんに声をかける。

「スキャンされないのですが・・」
「端っこが破れていると、できないのですよね」

そんなことで⁉️

デリケートな”マシーン”なのだ。

そしてその方もまた、窓口に行く羽目に。

かくしてワタシの番が回ってきて、
無事すいーっと用紙は吸い込まれ、キャッシュカードを挿入し、振込完了!!

15時直前でした。よかった…。

ほんとこの機械、窓口よりも早いし、便利なんですけどね。
まさか”用紙が破れている”くらいで利用できないとは。。

改めて調べてみたら、この”マシーン”、同行内では「高機能ATM」って呼ばれているらしいです。

高機能ATM!!言い得て妙だと思いました。

なぜならば、マシーンの後ろには”中の人”が控えてまして、用紙を1枚1枚目視で確認しているのです…。

何かあると「高機能ATM」の”中の人”が表に出てきて、「手数料がかかります」とか、説明してくれるのです…。

デリケートかつ、”高機能”なわけです。

しかしながら、人的能力に最後に頼る、なんちゃってシステムが効率化の一歩なんて…。

ほんと、こんな高機能ATMを設置する必要がないように、税金関係ではもっと振込方法の工夫をしてほしいものですわ。

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