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【続いてる写経 1396日め】製作者の愛を感じた、実写版『ゴールデン・カムイ』
やっと観に行けた『ゴールデン・カムイ』(略して『金カム』)実写版。
予告やスチール写真などを見た限り、相当原作に”寄せる”ことにこだわって作られていそうと思っていましたが、想像以上の”再現度”でした。
『金カム』は、割とバイオレンスシーンが多いです。
主役の杉元なんて、戦争以外の場面でもお構いなしに”殺られそうになったら殺かえす”というキャラ。
なので、実写版になったら暴力的すぎるのでは?と、懸念してました。
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ただマンガ的要素だけでは、せっかくの実写化に意味がない。
では、生身の人間が演じている画面の”重み”を、どうコントロールするか。
その解として、コミック原作を前提にした、虚構度を押し出すための衣装やヘアメイクの凝り方、演出の仕方は半端なかったです。
一方で、日露戦争の二百三高地の激戦も、北海道の雪原の争いも、小樽の激闘も、血湧き肉躍り、手に汗握る迫力で見せる。
特に二階堂くん、怖かったよ〜〜。
コミカルに寄せるところはコミカルに、アクションシーンは映画的なスマートにと、絶妙なさじ加減でした。
あと、役者さんたちが素晴らしかったです。
まずは主役の”杉元”役、山崎賢人さん。
人気コミックの主役何本目?という彼ですが、今回もプレッシャーを跳ねのけ、お見事な役の”被りっぷり”でした。
狂気と優しさが同居する”杉元”を演じるのは、『キングダム』の”信”より難しい役だったと思います。
幼馴染との邂逅シーンは、隣の女の子をわんわん泣かせてましたよ。。
個人的に好きなのは、シライシ役の矢本悠馬さん。
原作の印象とちょっと違う顔だけど、動作はまんまシライシくん。
ぬるっと鉄格子をすり抜けてきた姿に、こうやって脱獄したんだと納得。
そして、玉木宏さんの”鶴見中尉”。
やばかったわ。。
走り方もまんまだし、まるで乗り移っているみたい。。
ああ、あと”牛山さん”のバストが、女性のようにふくよかでエロかった…。
ただ、うまくまとめたもののストーリーはまだ序盤。
ほとんど”顔見せ興行”段階。次作登場のキャラも少し出てきていたし、製作は決まっているのでしょう。
この調子で一体何本作るつもりなのかしらん?
アシリパちゃん役の山田杏奈さんが童顔のうちに、ちゃんと最後までやり切って欲しいですねえ。。
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