【白井未衣子とロボットの日常】1・正夢の日 《6》 カレーポーク 2023年7月19日 12:18 ※予告なく変更のおそれがあります。※設定上、残酷な描写があります。「勇希、未衣子!」「和希兄ちゃん!」「兄貴!」多くの人々が安全な地下に避難しようとしていた時、私と勇希兄ちゃんは白井家の一番上の兄と会った。私の上の方の兄の、和希兄ちゃん。高校生で、自転車通学をしている。和希兄ちゃんは自転車のハンドルを握ったまま言った。「お婆ちゃん達は先に避難したそうだ。俺達も急ごう。」乗るか?と自転車の後ろを見た。勇希兄ちゃんが答えた。「未衣子だけ乗せてやってくれ!」「勇希はいいのか?」「俺は走って着いていくよ。」勇希兄ちゃんの計らいで、私が自転車の後ろに乗ろうとした時だった。黒いロボットが落ちてきた。数は1体だけ。公園の大木ぐらいのサイズだから、近くで見るとデカく感じる。あのシャトルに攻撃仕掛けてきたのは、このロボットではと私は疑った。『フン。あの男に必死で相手するなんざ、馬鹿らしいぜ。』声が聞こえた。黒いロボの方から、私達の耳に届いた。このロボは喋る事ができるのだろう。だとしたら、攻撃を中止するよう、お願いできるのではないか?私の望みは、次のロボの発言で虚しく消えた。『周りのもんを散々壊して、奴への土産にしようぜ!』次の瞬間、ロボは自分の腕で木を思いっきり倒した。既に叫び声をあげて逃げる人達の行方を閉ざす。中には体にダメージを受けて、横たわる人も。勇希兄ちゃんは私の名前を強く呼ぶ。固まる私の手も握って。 ダウンロード copy #つぶやき #妄想 #まとめ #創作1 #ミコロボ この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか? 記事をサポート