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人は誰かに依存している。

このタイトルで言いたいことは、結局 ”人” は "誰か" に依存して生きている。言い換えれば誰かに支えられて生きているということだ。人と接することで人付き合いがイヤになることもあるし、1人になりて~!と思うこともある。だけど、根本的には仕事をするにおいても、相手(クライアント)がいなければ事は進まない。そう、みんな誰かに依存している。

なにが言いたいって相手にリスペクトと感謝を大事にせえよ~ってこと。これ意識してても、言葉とかに出さないとあかんからね。にしてもま~この部分が欠けているバンドマンは多いな~と感じる。

なんでこんなことを書いてるかっていうと、直近でええこと言うてた人がおったから。

12日にBIGCATへいつもお世話になっている ステエションズ というバンドを撮影しに行った。この日はキャットミュージックカレッジ専門学校が主催する新入生歓迎イベント。

ちなみにBa.のチャーリーは卒業生という立場なので、気を利かせてくれたのかライブ途中で彼はマイクに声を通した。そこで現役生のときに感じた苦労や達成感を味わったエピソードなどを話してくれたわけなんだが、メンバーからのツッコミを喰らうほどのええMCを炸裂させた。しかも締めの言葉がまたさ、『すべての人にリスペクトを!』って言って曲に繋げていったわけよ。この瞬間、俺は撮影者ということをすっかり忘れてしまってお客さんと一緒に拍手したぐらいだ。それぐらいグッとくるものがあった。新入生に対して音楽以上に人として大事なこと、向き合い方。真っすぐで、何かを伝えようとしていた姿。そんな彼からは異様な説得力があったわけ。会場のお客さんも「そうだ!チャーリー!」と満場一致の自然な拍手で応えていたし、プラスの感情に満ち溢れていたあの空気感を味わえた俺は幸せもんだ。今まで以上にチャーリー含めてステエションズを応援したいという気持ちになったメモリアルな現場だった。わざわざnoteを開いて文字を起こしているぐらいなんで、俺の気持ちはホンモノ。

人として尊敬できるとか、応援したいっていう感情は俺からしたらすごく重要。いくらグッドミュージックやカッケー音楽を作っていても、人として「あ、この人、リスペクトないな。」と感じたら俺はほんとに冷めるのが早い。今まで日常の中で聴いていたけど、一切聴かなくなったという経験も実際あるわけなので。

1つだけはっきり言いたいのだが、知名度があるバンドほど人格者が揃っていると俺は感じます。ライブカメラマンとして色んなバンドの撮影で入らせて頂くわけですが、「え、そんな腰が低いバンドなんですか?!」「全くイメージと違ってギャップ萌え~!」っていう経験を何度もしてます。逆に言えば、元気ない、挨拶できない、人間的にクソなのに売れてるバンドマンなんて見たことないです。上には上がいるという言葉があるが、上にいけばいくほど人格者揃いというのは間違ってないかもしれない。水曜日のダウンタウンとかで検証してもらいたいぐらいですわ。

総じて人として大事なことを忘れんなよってことです。先輩、後輩とか関係なしに相手にはリスペクトと感謝を大事にしてくれ。こんな気持ちにさせてくれたチャーリーとステエションズ、ありがとう。MVPのチャーリーをヘッダーの画像に使わせて頂きます。

text by shohnophoto


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