感謝。

大阪に住んでいるのに、最近京都のバンドと関わることがとても増えてきた。京都メトロに撮影で入らせて頂くことも多いので、もういっそのこと京都に住みたいまである。

今回は、嬉しかったと同時に感謝したいことを書こうと思う。それはなにかというと、紹介を受けて撮影をさせて頂いたことだ。良いことなので、名前を出しても良いとは思うけど、一応名前は伏せます。

ある日いつもお世話になってるバンドのボーカル(以下からAさんと省略)からLINEが届いた。それは “俺の知り合いのバンドが大阪でカメラマンを探してるらしく、しょう君のことを紹介しといた!” という内容だった。

この内容を見たときに、もちろんそのバンドは知っていたし断る理由がなかったので、喜んで撮影させて頂くことになった。結論から言うと、メンバーさんが全員良い人ばかりで、ライブも楽しませてもらって、とても気持ちの良い撮影だった。

冷静に考えてほしいのだが、紹介を受けて撮影をするということは、ある程度の信頼が俺になければもちろん繋ごうという決断にはならないわけだ。

でも、不思議なことにAさんとはそこまで深く話したことはない。ましてや真剣な話なんてした覚えはない。

けど、いつもそのバンドのスタッフで入っている子に “Aさんってどんな人?” って聞くと、”めっちゃ人見知りやけど、人と話すこと好きやし、人のこと何気によく見てると思います。” と答えが返ってきた。

Aさんのことは深く知らないけど、俺は人間味に溢れていて、なぜかわからないけどとても応援したくなる人間だという印象だった。もちろんそのバンドがカッコよいってのが大前提としてあるけど、その人を応援したいってのも絶対ある。

そこで俺はある日のことを思い出した。

Aさんはライブが終わって、いつも通り打ち上げでお酒を飲んでいた。すると俺と話していた知人BがAさんに “ねぇ、しょう君ってどんな人?” と尋ねた。するとAさんは “んーよくわからへん。笑” と答えた。細かく状況を話しておくと、このときはまだ数回しか撮影には入ったことがなかったので、今と比べたらAさんとは、ほんっとにまともな会話をしたことがなかった。

それを踏まえると、まともな話をしたことがないんだからそりゃそうだよ。てか、俺もAさんのことを謎深き人って思ってたし笑。

けど、その後の言葉がとても印象的だった。

Aさんは俺のことを、”わからんけど、でもしょう君はめちゃくちゃ熱いやつやと思ってる。” と言ってくれた。

俺はグッときたライブがあったときは、直接口で伝えることを意識してるが、SNSに書くクセがある。それをおそらくAさんは見てくれてたのかと思った。実際Twitterで俺が書いたことをいいねとかしてくれているので。

で、結局なにが言いたいかっていうと、俺のことを応援してくれてる人とか、陰ながらに見てくれてる人がいるんだなと思ったわけです。

俺は紹介してくれた件で、Aさんに改めてお礼のLINEを入れたけど、これは文章にまとめたいと思ってnoteに書きました。

借りた恩は返さなければいけないし、今回のことでもっとそのバンドのことが好きになった。そしてもっとついていこうという気持ちにもなった。

一緒にデカいステージに上がっていけるように俺も駆け抜ける。

そして、これからもよろしくです。


by shohnophoto

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